福島県（福島県庁）によるSPEEDIデータの隠蔽が発覚
2011年5月19日に開かれた福島県議会５月臨時会において、自由民主党会派・吉田栄光議員の追及に対し、福島県生活環境部の佐藤生活環境部長がSPEEDIのデータを自己判断により非公表としたことを認めた。
（注）6月1日付で生活環境部長から保健福祉部長に異動が決定した
毎日新聞－人事：県 前年比167人減の1441人 震災影響で2カ月遅れ／福島
県は20日、6月1日付の定期人事異動を内示した
◇部長職 保健福祉部長（生活環境部長）佐藤節夫
ニコニコ動画版（YouTubeと同じ内容）
福島県によるSPEEDIデータの隠蔽が発覚
やっぱり、福島県庁も隠蔽にからんでいた
パニックになったら、福島県から人がいなくなって、福島県自体が破綻してしまうもの。福島県の放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大学・山下教授の「全く心配ありません」は政府と福島県知事と福島県庁から指示されたものだと思うけど・・・。kikiがそう思っているだけなんだけどね～。しかし、福島県庁さん、頼りないよ～
行政を頼ってはダメなんだね。今後、どんどん健康被害を訴える人が増えていくよ。ところで、この佐藤節夫とやら、部長級のまま、生活環境部から保健福祉部に異動するだけで、何らかの処分とか減給とかはないの？6月、夏のボーナスもちゃんと貰うつもりなの
早速、Google検索してみた・・・
福島県庁 佐藤節夫
検索トップに某センター長（医師）のブログがあった。たくさんの記事が載っている。
「生活環境部長が個人の判断で止めたと述べたということです。いったいなぜ、そんな情報を個人が止めることができるのか興味がありましたので、ネットで検索してみました。・・・」
→ kikiも同じように感じたので、名前で検索してみました。‘一個人の判断で止めた’だって～
もしかして、この方は福島県知事双璧の裏の実力者なんですか河北新報－国の放射性物質拡散試算図 福島県も即公表せず
（2011年05月20日）
（全引用）
放射性物質の拡散を予測する国の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム（ＳＰＥＥＤＩ）」の拡散試算図について、福島県が福島第１原発１号機で水素爆発のあった翌日の３月１３日に入手したにもかかわらず、内容を公表しなかったことが分かった。１９日の県議会全員協議会で佐藤節夫生活環境部長が明らかにした。
試算図は３０枚で爆発前の１２日午前３時から爆発後の１３日午前８時まで１時間置きに１時間後の拡散状況を予測した。県は経済産業省原子力安全・保安院に提供を求め、１３日午前１０時３７分にファクスで受け取ったが、公表しなかった。
佐藤部長は「試算図は放出量の最小単位を毎時１ベクレルとして推定し、現実とかけ離れていた。既に過去のデータとなっていて信頼性に欠けると判断した」と説明した。
県によると、試算図は当日の気象データに基づいて予測したが、正確に把握できなかった放出量は毎時１ベクレルと仮定していた。
議員からは「１００％信頼できないにせよ、避難者の命を守る観点からデータを活用しなかったのは残念」と県の対応を批判する指摘があった。
ＳＰＥＥＤＩについては当初、国も公表せず、原子力安全委員会が３月２３日に初めて公開した。
ここにも載っていた。
読売新聞－校庭２０ミリ・シーベルト規制「妥当」…安全委
（2011年4月30日）
・・・文部科学省も当面は現行の基準を続ける考えを示したが、福島県生活環境部の佐藤節夫部長は３０日、「地元は不安が高まり、何を信用していいのか、ということになりかねない」と、政府の混乱ぶりを批判した。
読売新聞－原発の今後、明言避けた福島県…議会白熱
（2011年5月19日）
・・・神山悦子県議（共産党）が「県は（原発稼働に）ＯＫを出してきて、原発行政にかかわってきた。県民への謝罪があってしかるべきだ」と問いただすと、佐藤節夫生活環境部長は「県の立場で可能な限り安全性の確認を行ってきたつもりだが、結果的にこのような事態になったことを極めて重く受け止める」と述べた。
