伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員2期目
議会活動、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

「ペチカは小型原子炉」というけれど薪ストーブは?

2012-03-01 20:02:45 | 放射能問題
議会質問では時間に追われ、大事なことを飛ばしてしまった。

以下、幻の質問から

「薪を燃やした灰から5463Bq/kg出ました。
茨城県石岡市の農家の方が野ざらしの枝を燃やした灰は16000Bq/kgも出たそうです。
遅ればせながら2/15「薪ストーブの灰の取り扱いに関する注意」が広報されたところですが、ロシアでは「ペチカは小型原子炉」との比喩があるぐらいです。
薪ストーブが流行っていますが、野ざらしの薪を使っての汚染の拡散が懸念されます。
広報以外の周知方法はとられましたか。
灰に関して今後どのように扱うか、伺います」
と質問する予定だった。

広報、HPでは
福島県内において、薪ストーブを使用した際に発生する灰等から放射性セシウムが検出されたことに伴い、環境省から取扱いについて通知がありました。
薪ストーブ等を使用されている市民の方は、廃棄物対策課へご連絡ください。
また、当分の間、周囲への飛散や雨などでの流出を防止するため、灰をビニール袋等に入れ、人が立ち入らない場所または土壌等により放射線の遮蔽ができる場所に保管してくださいますようお願いいたします。

とある。

農家の方が柏のベクミルで放射能検査をしてきたものを、教えていただいた。
原発事故時、野ざらし状態になっていた枯れた栗の木を燃やした灰ということだ。
石岡市の場合も野ざらしの枝を燃やしたのものから1万6千Bq/kg出たということで、枯れていない木を切り倒して燃やした場合は4千bq/kgだったという。
1/4とはいえ、それでも濃縮されて高い放射能値でびっくり。

あく取り等にも灰は使われたりと、生活に密着した材料である。
今まで良い事されていたものが、気をつけなければいけない事になってしまった。
残念なことだ。

薪ストーブは遠赤外線を出し、エコであり、見直されていた。
我が家のそばにも薪ストーブを使っている住宅のまとまった街区があり、県外からもアウトドア志向の人たちが転入してきていた。
アノ原発事故時、この冬に使う薪を家の外に積んで用意していた。
子どもさん達も小さく、灰の処理もそうだが、家の中で薪を燃やした時の放射線量はどうなるのかと心配になった。
一度線量を測ってみる必要がある。

お知らせいただいたら、測定器を持って測りに行きますよ〜

ジャンル:
社会
キーワード
薪ストーブ ビニール袋 放射性セシウム
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