国際中国儒学者の書簡が里帰り 福岡県から330年ぶり2012.3.28 00:36

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中国儒学者の書簡が里帰り 福岡県から330年ぶり

2012.3.28 00:36 中国

 水戸黄門で知られる徳川光圀が師と仰いだ中国・明代の儒学者、朱舜水の貴重な書簡や書などが没後330年ぶりに保管先の福岡県柳川市から中国に里帰りし、上海市松江区の程十髪芸術館で27日、1カ月間の予定で展示が始まった。

 日中国交正常化40周年を記念し、朱舜水の日本への亡命前の活動拠点だった松江区に18点が貸し出された。

 朱舜水は明代末期に明王朝復興運動に加わった後、日本に亡命。朱を師事した柳川藩の儒学者、安東省菴に当初、生活を支えられたことから、省菴に宛てた書簡や書などが安東家に残り、現在柳川古文書館が管理している。(共同)

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