結婚相手をずっと愛する、はありえるのか
現代日本では恋愛から結婚に至る夫婦が多数かと思いますが、他方で恋愛感情は必ず冷めるものとの通説も耳にします。離婚も必ずしも悪いことではないはずですが、幾多の苦難や誘惑、または相手に対する慣れなどを乗り越えながら、それでもずっと相手を愛し続けるということはありえるのでしょうか?
「結婚相手をずっと愛するのはありえないでしょうか?」
質問者は婚活中のアラフォー女性。Q&A;サイトを読むにつけ不倫や、「夫・妻を愛していない」という相談などを多く読み、また婚活アドバイザーから「愛情なんてなくなるものだから、経済状況や趣味など他の部分をみて、好きなタイプ以外ともお見合いするように」と言われたそう。しかしそれでも気が進まない自分は、結婚を美化していた「夢見る夢子さん」なのでしょうかと悩みを打ち明けています。
実際のところはどうなのか、永く結婚生活を送っている方からの回答も含めご紹介します。
■一緒に成長していくのが愛
「ずっと愛するというのは、育んでいくということ。一緒に暮らす中で。維持出来るとか出来ないとか、そんなものじゃないです」(hime14さん)
「相手に思いやりを持ち続ければお互いの情は長続きします。別に難しいことではありません。 なお、Hする年代を卒業したら愛(エロス)は消えますが情が残ります」(borg121さん)
「愛というのは1つのパターンだけではないのですよ。未婚の時の愛と、結婚してから、子どもができてからの愛。20代、30代、、、、60代の愛。同じでいる方が難しいでしょう。一緒に成長していくのが夫婦ですよ」(virtuoso-さん)
「高校生からの付き合いでもうすぐ50歳になる夫婦ですが、年々愛情は深まります。ここまで来るとやっぱり結果『相性』かなと思いますね」(babaorangeさん)
「ケンカばかりしていた前妻と別れ、再婚した妻とはおしどり夫婦」(congratsさん)
「秘訣はありません、元々の人間性です」(masumahoさん)
■肝心なのはどのような結婚生活を作っていくか
ベストアンサーは以下でした。
「『この人となら人生の終焉まで幸せに月日を経ることが出来る』と思っていても、肝心なのは選んだ相手とどのように結婚生活を作っていくかということだと感じます。私は結婚して20年近くになりますが幸せですよ。結婚する前のドキドキした感覚とは少し違いますが、買い物に一緒に行ったときなどにパートナーが向こうからこちらに歩いてくる姿を素敵に感じます」(home147さん)
正直、Q&A;のテーマからしてもっと荒れるかと思ったのですが、今回は穏やかな結婚生活を手にした方からの回答が多く寄せられていたようでした。
運よくご縁のあった相手と、協力してたゆまぬ努力を続ければ、愛情は形をかえつつ育まれていくようですね。
武藤弘樹 (Muto Koki) →記事一覧
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