県が19日に発表した基準地価(7月1日時点)は、林地を除く県内全体で前年比1・6%減と、5年連続で下落した。下落率は0・8ポイント縮小し、北部では住宅地で10地点、商業地で2地点が上昇した。昨年はともにゼロで、専門家は「景気が上向いているため」としている。一方、南部では紀伊水害の被災地などで下落に歯止めがかからず、二極化が進んだ。 (9月20日)[全文へ]