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佐々江局長と露外務次官、北の「初期段階措置」対応で協議

 ロシアのロシュコフ外務次官は17日、外務省で佐々江賢一郎アジア大洋州局長と会談し、2月の6か国協議で合意された「初期段階の措置」を北朝鮮が60日間の期限内に履行しなかったを踏まえ、今後の対応を協議した。

 ロシュコフ次官は会談後、「寧辺の(核施設の停止に関する)情報は何もない。北朝鮮は共同文書の義務を果たす用意があるとは述べており、間もなくこの問題を再び協議し、義務を果たせるのではないか」と述べた。また、マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」の北朝鮮資金凍結問題に関連し、「米国は方策をいくつか取っているが、状況は依然解決されない。何が遅れの理由で、何がなされるべきか、理解しようと努力している」と語った。

2007年4月17日20時5分  読売新聞)
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