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ヒル次官補と斎木局長が会談、核検証の文書化重要で一致

 北朝鮮の核開発を巡る6か国協議で日米首席代表を務める斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長とクリストファー・ヒル米国務次官補が2日、外務省で会談し、8日に行われる6か国協議のテーマとなる北朝鮮の核申告の検証手続きについて、文書で内容を確認する「文書化」が重要との考えで一致した。

 最大の焦点となる核施設からのサンプル(試料)採取の文書化について、斎木氏は会談後、記者団に「検証で極めて重要な要素だ。合意するように努力を傾注したい」と述べた。ヒル次官補も「確実にすべてが成功するとは約束できないが、日米で力を合わせて最善の努力を尽くす」と語った。

 サンプル採取の文書化は北朝鮮が拒否しており、両氏は3日に韓国首席代表も交え、対応を協議する。

2008年12月2日20時51分  読売新聞)
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