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北ミサイル発射の自制要求決議、衆参両院が全会一致で採択

 衆参両院は31日、「人工衛星」の打ち上げを名目に弾道ミサイルの発射準備を進めている北朝鮮に対し、発射の自制を求める決議をそれぞれ全会一致で採択した。

 決議は、北朝鮮のミサイル発射の動きを「我が国のみならず北東アジア地域の平和と安定を損なう行為として、断じて容認できない。断固たる抗議の意思を表明する」と非難し、自制を強く要求した。ただ、ミサイル発射が「国連安全保障理事会の決議に明白に違反する」との文言は、共産、社民両党などが異論を唱えたため、決議に盛り込まれなかった。

 麻生首相は採択を受け、31日の参院本会議で、「(ミサイル発射は)国連安保理決議にも反するものだ。発射を強行した場合は、まずは国連安保理でしっかりと取り上げたい」と述べた。

2009年3月31日13時15分  読売新聞)
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