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トム・クルーズと離婚してスッキリ! ケイティ・ホームズ

 今年8月、トム・クルーズとの離婚が成立したケイティ・ホームズ。離婚の真相、そして離婚後にシングルマザーとなった彼女のプライベートに迫ります!

離婚は周到に準備されていた!?

【Profile】Katie Holmes(ケイティ・ホームズ) 1978年12月18日、アメリカ・オハイオ州生まれ。「アイス・ストーム」でスクリーンデビューを果たし、テレビドラマ「ドーソンズ・クリーク」でヤングスターの地位を確立。出演作に「バットマン ビギンズ」「サンキュー・スモーキング」などがある

 今年6月末、ケイティがニューヨーク州の裁判所に離婚を申請し、大きなスキャンダルとして話題となったビッグカップルの騒動。当時、トムは映画の撮影中でアイスランドに滞在しており、ケイティの行動は寝耳に水だったと報じられました。

 離婚申請の理由は「理解しがたい不和」とごく一般的なものでしたが、そこにいたるまでの経緯はかなり複雑なものだったようです。

 まず、ケイティがニューヨーク州で申請したのは、離婚や親権に関して州によって法律が異なり、彼女にとっては居住地であるカリフォルニア州よりも有利である、という理由からだったとか。数か月前からニューヨークに滞在していたのもそのためだったのではないかと言われました。

今年2月、オスカー授賞式後に行われた米「Vanity Fair」誌主催のパーティーには、ふたり仲良く出席。デコルテをゴージャスに演出するエリー・サーブのドレスで

 さらに、トムが国外にいる間に申請したのは、すぐに対策がとれないよう時間稼ぎをしたのではないかという説も。後に明らかになったのですが、ケイティは離婚申請前からマンハッタンに離婚後のためのアパートを借りていたとか。ゴシップ誌がかなり綿密な計画のもとでの離婚申請だったと報じたように、その説は信憑(しんぴょう)性が高いのではないでしょうか。

 離婚に際して大きな問題になると予測されたのが、ひとり娘スリちゃんの親権でした。ケイティは単独親権を望んでいましたが、多くのメディアでは、娘を溺愛しているトムはなんとしても共同親権を獲得するために画策するはずで、泥沼化は避けられないのではないかという見方が大半でした。

 ところが、意外なことに申請から2週間後、離婚に合意。8月20日には離婚が成立したのです。離婚に関する条文は16項目にも及ぶと報じられたものの、その内容については公表されないため、詳細は明らかになっていません。ただ、養育する権利についてはケイティが得たと言われており、トムはいつでも自由にスリちゃんに面会できるのだとか。

 ケイティへの慰謝料に関しては、彼女自身が要求しなかったこともあり、一切支払われず、スリちゃんの養育費が年間40万ドル(約3200万円)支払われるそう。簡単には離婚が成立しないというメディアの予想に反して、泥沼化することはなく、約6年間の結婚生活にピリオドを打ちました。

ベールに包まれていたトムとの結婚生活とは?

昨年のエミー賞授賞式では、主演女優賞(ドラマ部門)を受賞したジュリアナ・マルグリースにトロフィーを授与。カルバン クライン コレクションのドレスは好評でしたが、ヘアスタイルは賛否両論でした
離婚申請後の7月、スリちゃんを連れてマンハッタンにある子どものための美術館へ。6歳になっても抱っこスタイルが当たり前なのは、パパラッチに囲まれるせい?

 2005年に交際をスタートさせ、常に注目の的だったふたりは、私生活に関してさまざまなうわさがささやかれました。ケイティの妊娠中には、たまたまおなかの膨らみが日によって違って見えただけで、本当は妊娠していないのではないかという記事がゴシップ誌をにぎわせたこともあったほどです。

 盛んに取りざたされたのは、ケイティの行動をコントロールしているというトムの束縛ぶりでした。ケイティの日常生活すべてにおいてトムの許可が必要で、さらには出演した映画『サンキュー・スモーキング』のキスシーンにまで口出しをされたとか。

 そんな中でもケイティは数作の映画やブロードウェーの舞台に出演し、女優としての活動は続けていました。けれど、作品数は少なく、世間一般的には女優ではなく「トム・クルーズ夫人」というイメージの方が強かったことも確かです。

 さらにゴシップ誌は、「疲れきったケイティ」という見出しとともに憔悴(しょうすい)した表情でスリちゃんを抱いた姿を掲載し、不幸な結婚生活を送っていると報じました。確かに結婚中はうつむき加減のポーズが多かったケイティが、離婚後にはつらつとした笑顔を見せるようになったことから、離婚によって彼女の中で何かがふっきれたのかもしれません!

  

普通の生活を手に入れて女優業も再開!

主演したホラー映画「ダーク・フェアリー」のLAプレミアで。プロデューサー、娘役を演じたベイリー・マディソンと一緒に

 ケイティが離婚を決意したのは、何よりもスリちゃんに普通の生活をさせたいという思いからだったそう。結婚中はトムの希望により、移動はプライベートジェット、ヘリコプター、リムジンという生活でした。それが現在では頻繁にタクシーを使うようになったのです。

 スリちゃんは、9月からマンハッタンにある「Avenues」という私立校に入学。以前は親子での外出時はスリちゃんを抱っこしていることが多かったのですが、学校への送り迎えでは手をつないで歩いている姿がキャッチされています。先日はケイティがひとりで地下鉄に乗っているところが見かけられるなど、ライフスタイルは随分と変わったようです。

 離婚申請後すぐにリアリティー番組「プロジェクトランウェイ」にゲスト出演するなど、積極的に活動を再開していたケイティ。離婚後初めてとなる女優の仕事は、来月からスタートするブロードウェーの舞台「Dead Accounts(原題)」です。きっとこれまでにない、新生ケイティの姿を見せてくれることでしょう!(写真はロイター)

◆ケイティ・ホームズの商品一覧 → HMVのページへ

桜井 美和 (さくらい・みわ)さん
海外セレブ専門のフリーランスライター&エディター
海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。アンジェリーナ・ジョリー、キャメロン・ディアスなど大人セレブからティーンセレブまで、ゴシップと私服は欠かさずチェック。海外ドラマを観るのが日課で、恋愛、クライム系とジャンルを問わず何でも大好き。原稿はボン・ジョヴィ(大ファン☆)を聞きながら、テンションあげて書いてます。 「CELEBLOG」http://www.celebtimes.net/
2012年10月17日  読売新聞)

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