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自宅でパリッ! 名店餃子 お取り寄せ対決

 今や日本人が好きな代表的な食べ物になった餃子(ギョーザ)。“日本一争い”で話題になった宇都宮と浜松など、全国各地に有名店があるが、遠くだと、そうは食べ歩けない。そこで、気軽に頼める名店餃子の通信販売を紹介しよう。(経済部 石丸律行)

 ♪ 沖縄産の島豚

 都内に4店舗がある「赤坂ちびすけ」は人気の一口餃子の専門店だ。もちろん、店内で味を楽しめるが、通販にも乗り出している。

 特徴は具に使う豚肉にある。一般の豚と比較して、旨味(うまみ)成分のグルタミン酸が多く含まれ、コレステロールは少ないと言われる沖縄県の島豚「今帰仁(なきじん)アグー豚」を使っている。甘みが強く、サッパリしているためか、女性客にファンが多いという。

 「赤坂ちびすけ」を運営するSOBO(ソボ)の益川大平さんは、通販の餃子について「『焼き餃子』はもちろん、『揚げ餃子』や『水餃子』もオススメ。『揚げ』なら、170度の油で、『水』なら沸騰直前の湯で、それぞれ15秒から20秒の調理で、おいしくできます」と話す。

 ♪ 調理のコツは

 一方、大阪で有名な「ひとくち餃子」と言えば、1977年創業「点天(てんてん)」だ。カリッと焼いた皮が香ばしく、具は、国内産の豚肉、白菜、ニラをふんだんに使用していて、ジューシーで食べやすいと人気だ。

 同店によると、家で上手に焼くポイントは〈1〉ホットプレートをよく熱して〈2〉餃子を並べたら、すぐに水をかける(15個で40cc程度)〈3〉水は餃子の上にかけて〈4〉水が蒸発し終わる音を確認して完成――という四つの工程にあるという。

 ♪ 宇都宮VS浜松

 次はライバル対決。

 まずは浜松餃子から。70年創業の「五味八珍(ごみはっちん)」は、浜松市内を中心に約50店舗を展開する人気店。

 野菜がタップリ入っていて、特にキャベツの甘みと歯ごたえにファンが多いという。あっさりしていて、いくつでも食べられる。

 58年に創業した「宇都宮みんみん」は市内を中心に11店舗があり、激戦区・宇都宮でも老舗の有名店だ。

 創業者が中国で覚えた味に工夫を重ねて完成した餃子は、白菜をふんだんに使い、野菜が多めで、ジューシーでいて、あっさりした味に特徴がある。

 通販で取り寄せて、自宅で「宇都宮VS浜松」のゴングを鳴らしてみるのも面白そうだ。

2012年10月20日  読売新聞)

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