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杜の都駅伝へ意気込み・・・あす号砲第30回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)(日本学生陸上競技連合・読売新聞社主催、仙台市共催、宮城テレビ放送など後援)が28日、仙台市内で行われる。東北地区から出場する東北福祉大、東北学院大、東北学連選抜の中心選手に目標などを聞いた。 ◇東北福祉大 川村璃里選手(3年) ――チームの状態は。 「自分以外は全員初出場です。特に1年生は緊張や不安を感じていると思いますが、うまく支えたいです」 ――自身の出場は2年ぶりですね。 「昨年は左足の疲労骨折で直前にメンバーから外され、その悔しさを胸にずっと練習してきました。今年が最後のつもりで、今までの集大成を見せます」 ――被災地への思いを。 「昨年4月から数回、避難所などでマッサージや話し相手などのボランティアに参加しており、自分たちの走りで元気づけたいです」 ――目標は。 「なんとしてもたすきをつなぎ、過去最高順位、過去最高タイムを出したいと思います」 ◇東北学院大 高橋恵主将(4年) ――チームの状況は。 「冬場に十分に走り込み、夏場にもアップダウンのあるコースで練習したことで、チームの調子は徐々に上向いています」 ――自身の状態は。 「昨年は右ひざの故障に悩まされ、一時は歩くだけでも大変でした。今は問題ありません」 ――被災地への思いを。 「昨年は予選敗退でした。今年こそ、被災地の元気な姿を沿道やテレビで観戦している全国の方々に見せたいです」 ――目標は。 「順位にはこだわっていません。大事なのは6区間を笑顔でたすきをつなぐことだと思っています」 ◇東北学連選抜 及川まりや主将(東北大4年) ――杜の都駅伝に3年連続出場ですね。 「選手として出場する駅伝は、これが最後の大会になります。杜の都駅伝は私を育ててくれた場所です。悔いを残さないよう完全燃焼します」 ――チームの雰囲気は。 「学連選抜は8人中5人が昨年と同じ選手で、みんな気心も知れており、雰囲気はとても良いです。私が最年長なので、下の子に負けないようがんばります」 ――目標は。 「個人的な目標は昨年の区間順位(1区15位)を上回ること、チームとしてはたすきをつなぐことです。レースが終わった時、全員で抱き合えるような試合にしたいです」 (2012年10月27日 読売新聞)
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