星出さん滞在のISSでメダカの長期飼育実験星出彰彦宇宙飛行士(43)が長期滞在中の国際宇宙ステーション(ISS)で、日本とロシアのメダカを約2か月間、飼育する実験が26日から始まった。 ロシアのソユーズ宇宙船に積み込まれた32匹が同日、ISSに到着した。 宇宙で魚やカエル、エビなどの水生生物を飼育する実験はスペースシャトルで行われたことがあるが、最長でも2週間程度だった。初めての長期飼育を通じて、宇宙の微小重力で骨が弱くなる仕組みを詳しく調べる。メダカは、骨を作ったり、壊したりする細胞が光るように、遺伝子組み換えされている。 到着したメダカは、星出飛行士らが早速、専用水槽に移した。専用水槽は水がこぼれないように密閉構造で、餌も自動的に投入される。メダカは成長と産卵の周期が早く、1〜2か月で世代交代する上、遺伝的な情報も解明済みで、実験生物として扱いやすい。 (2012年10月26日12時00分 読売新聞)
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