レクサスＬＳがマイナーチェンジ

ＬＳ６００ｈ「Ｆ ＳＰＯＲＴ」（※オプション装着車）

ＬＳ４６０「Ｆ ＳＰＯＲＴ」

　トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン「ＬＳ」をマイナーチェンジした。

スピンドルグリル。クロームメッキでアウトラインを引き、グリル内部はダークカラーで引き締めることで精かんなイメージにまとめた

Ｌ字形にデザインされたテールランプ

　外観のデザインを見直し、前部ではフロントグリルをスピンドル形状（中央部がくびれた糸巻き器のような形）に変更した。外装の灯火類はすべてＬＥＤを使い、後部のテールランプはＬ字形にして、個性を際立たせた。

　内装は、インストルメントパネルを水平基調に一新し、操作機器の配置を見直すことで運転中の使い勝手を向上させた。

　走りの面では、エアサスペンションやギア比可変ステアリングを改良、４輪すべての動きを総合的に制御することで走行安定性を高めている。

　さらに、スポーツ性の高い走りを追求した新グレード「Ｆ　ＳＰＯＲＴ」を設定した。トランスミッションやサスペンションに調整を加え、アクセルを踏み込んだりステアリングを切ったりした際に動きの変化をよりはっきりと体感できるという。

　安全面では、プリクラッシュセーフティシステム、ミリ波レーダー、ステレオカメラなどを組み合わせ、高い安全性能を実現している。

　最大１３個のセンサーで各乗員の体温を検知し、オートエアコンやステアリングヒーターを制御するなど室内の快適性も高めた。

　価格帯は、「ＬＳ４６０」が８３０万〜１０８０万円。「ＬＳ４６０Ｌ」が１１３０万〜１３１０万円。「ＬＳ６００ｈ」が１０５０万〜１２５０万円。「ＬＳ６００ｈＬ」が１３７０万〜１５５０万円（それぞれ消費税込み）。