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特集
今年1月に出産したばかりの小雪(35才)が、夫の松山ケンイチ(27才)との間にもう第二子を妊娠、すでに5か月であると発表した。ただでさえ少子化の今、有名人の年子出産に、先輩ママたちからは「すごい!」「年子、尊敬するわ…」と驚きの声が。
小雪は、長男出産から1か月半後の会見で「(産後)最初の1か月は疲れがひどくて、子供がかわいいと思えなかった」と発言し、「育児うつでは?」と話題になった。
幸い小雪は立ち直ったようだが、初産でママが精神不安定になることはまれではないと成城松村クリニック院長の松村圭子さんは解説する。
「女性は出産直後に胎盤が排出されて女性ホルモンが急減し、一時的に更年期と同じような状態になります。さらに育児ストレスが追い打ちをかけると精神的に不安定になりがち。この時期に、セックスレスになる夫婦は本当に多いですね」
実際、出産後のセックスレスを告白する女性は多い。
「産後1か月で夫に求められてセックスを再開しましたが、隣の部屋で赤ちゃんが泣くと母乳が出ちゃう(苦笑)。ムードぶち壊しだし、授乳で体力も落ちてるから回数も減っていきました」(42才・飲食店)
松村院長は出産後の女性は“母性優先”になると言う。
「授乳時に分泌されるオキシトシンは、“愛情ホルモン”とも呼ばれます。これにより女性は一般的に性欲より母性が強くなり、セックスより子育てに気持ちが傾きがちになります。
つまり、次の生殖より、目の前の子供を守る防衛本能が働くわけです」
一方で男性側にもこんな心理があるようだ。37才会社員が、寂しげにつぶやく。
「生命の神秘を体験しようと出産に立ち合ったのですが、それ以来、妻のことは女というより、子供の母親としてしか見られなくなった。もちろん、子供を産んでくれた妻のことは尊敬していますし、愛してもいるのですが…」
産後うつの悩みも、セックスレスの危機も乗り越えて、第二子を妊娠した小雪。それこそが松ケンとのラブラブな夫婦生活の証なのかも。
※女性セブン2012年10月4日号
産後1か月夫婦 赤ちゃん泣くと母乳出てしまいSEXレスに
2012.09.24 15:59