中国の工場反対デモ、終息…計画一部撤回発表で【寧波(中国浙江省)=関泰晴】中国浙江省寧波市で石油化学工場の建設に反対する大規模デモは、地元当局が計画の一部撤回を発表したことから、29日、終息した。 だが、市庁舎前では同日、住民ら50人が今度は工場建設の計画全体の中止を要求して抗議行動を継続し、このうちの2人が当局に連行された。当局は外国メディアの取材を禁じる通知を現場で伝えるなど、緊張状態は続いている。 「こんなに大規模な政治闘争は寧波では文化大革命以来のことだ。当局は住民の『力』を恐れた」 連日の大規模デモに参加した男性は力を込めた。デモでは運動を指揮する中心人物は存在せず、住民は「それぞれが連絡を取り合って自発的に行動した」と強調した。 (2012年10月29日20時40分 読売新聞)
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