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ブログ写真で訴えられたデヴィ夫人、争う姿勢

 大津市立中学2年の男子生徒が自殺したいじめ問題を巡り、兵庫県宝塚市のスタイリスト女性(50)が、「タレントのデヴィ夫人(72)のブログで加害者とされる少年の母親を批判する記述と共に無断で写真を掲載され、母親と誤解された」などとして、デヴィ夫人にブログへの謝罪文掲載と1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が31日、地裁(工藤涼二裁判長)であった。

 デヴィ夫人側は請求棄却などを求める答弁書を提出し、全面的に争う姿勢を見せた。

 訴状によると、デヴィ夫人のブログは7月10日に掲載され、女性は「意に反して肖像を公開され、いじめ問題とは無関係なのに多くの批判を受けた。社会的評価が下落し、営業活動が困難になった」としている。

 一方、デヴィ夫人側は「母親だとは明記していない」と反論。代理人弁護士は閉廷後、「名誉毀損(きそん)や業務妨害にあたる」などとして反訴を検討していることを明らかにした。

2012年11月1日07時26分  読売新聞)

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