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選挙カーでの名前連呼嫌がられるも効果アリと“当選請負人”

2012.11.26 07:00

「古代ローマ人の選挙でも、選挙参謀がいたそうです。候補者に『できるだけたくさんの人と握手をしろ』『できないというな、いつかできますからといえ』といっていた。古今東西、変わらないんですね」

 そう話すのは選挙プランナーの田村亮氏(35)。選挙プランナーとは聞き慣れない職種名だが、選挙に勝つための戦略を授ける“当選請負人”として、選挙になくてはならない存在になりつつある。今回、本誌「週刊ポスト」は、次世代を担う選挙プランナーと期待される田村氏の仕事に密着した。

 田村氏がこの仕事を専業としたのは6年ほど前から。公務員と看板業の経験があり、法律とデザインに通じることを強みにこの世界に入った。選挙ポスターや看板などの制作を含め、すでに依頼件数は3000件を突破。現在は、地方の議員選や首長選を主に、新人候補からの依頼を受けることが多い。その理由をこう語る。

「政治が硬直化しているのは、新陳代謝が起きていないから。誰でも立候補できるようにして、政治に競争原理を導入したいのです」

 昭和の選挙では裏で実弾(カネ)が当たり前のように飛び交っていた。たとえば1万円札入りのオニギリを配るといったように。しかし、いまは公共事業が激減、選挙違反の厳罰化も図られたので、金権選挙は鳴りを潜め、選挙にお金がかからなくなっている。そこで、志があるのに選挙のやり方がわからないという候補者を支援するビジネスを始めたわけだ。

 その田村氏がいま参謀を務めているのが、次の衆院選に山形三区から立候補予定の佐藤たけはる氏(45、日本維新の会)である。山形三区は、加藤紘一氏や元酒田市長の阿部寿一氏など強敵がひしめく激戦区だ。

「これまで酒田市のために市議として働いてきたが、民主党の被災地の復興政策に疑問をもち、このままでは日本が先に沈没すると感じ、国政に出る決意をしました」(佐藤氏)

 衆院選となると戦い方が変わるので、田村氏に参謀を依頼したという。

「佐藤さんは“人柄のよさ”で3期にわたって市議選を勝ってきましたが、国政選挙で人柄は通用しません。選挙に勝つことに徹し切れるかが勝敗を分けるポイント。一般論ですが、相手がベテランの現職なら“しがらみ”で現状を変えられないことを突く。2代目なら世襲の弊害を訴える。相手の弱点を突くネガティブキャンペーンも必要になります」(田村氏)

 選挙参謀というと、いかにも奇抜な戦略で世間を驚かす人のように見られるが、田村氏はむしろ逆だ。

 候補者のなかには選挙カーでの街宣や街頭演説を嫌い、「ネットだけでやる」「自転車で回る」と、奇抜な選挙運動をやりたがる人がいる。しかし、総じて当選率は低いという。

「選挙カーでの名前の連呼は嫌がられますが、効果がある。心理学では“単純接触の法則”といい、“目で見て、耳で聞いて、手で触って”という接触が繰り返されると好意が生まれる。伝統的な選挙運動の手法は、日本の選挙制度の範囲内で最適化されてきたものなんですね」(同前)

 選挙ポスターは“目線あり”の写真のほうが当選確率が高い、キャッチフレーズは抽象的でいい……。こういった調査結果に基づいてポスターやビラなどを制作する。さらに人口統計をもとに朝立ち演説や選挙カーでの街宣などをどう展開するかを計画する。目新しさはないが、調査や統計に基づいて科学的な戦略を授けるのが田村氏の手法だ。

 驚くことに、選挙の勝敗に政策はあまり影響しないという。

「優れた政治家は政策を語りません。“あんたに任せるよ”といわせるのが最高の政治家です。“政治と選挙は別”で、日本の選挙は政策を競うのではなく、有権者から信頼を勝ち取る戦いなのです」(同前)

 その言葉に佐藤氏は「“政策を語るな”というのは……」と苦笑する。政治は、選挙に勝った後にやればいいということだ。

撮影■藤岡雅樹

※週刊ポスト2012年12月7日号


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