10月PC出荷台数、「8」効果で5.6%増

2012.11.23 05:00

 電子情報技術産業協会(JEITA)が22日発表した10月のパソコン国内出荷台数は、前年同月比5.6%増の80万3000台と、2カ月連続で前年同月を上回った。米マイクロソフトの新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」搭載機種の発売により個人向けが好調だった。

 内訳は、デスクトップ型が1.3%減の22万5000台、ノート型が8.5%増の57万8000台で、ノート型の構成比は71.9%。出荷額は8%増の619億円だった。出荷統計は国内外の12社が対象で、デルやヒューレット・パッカードなどの製品は含まれていない。