フジテレビは、10月からコンピューターグラフィックス（CG）のキャラクター・杏梨ルネさんを新人アナウンサーとして“採用”している。“入社”後、すぐに深夜の「COOL TV」「にっぽんのミンイ」を担当するなど即戦力の“実力派”だが、同局が発表した公式プロフィルでは、アナウンサーになっていなかったら人気アイドルグループ「ももいろクローバー（ももクロ）」の一員になりたかったというアイドル好きな一面も。そんな杏梨アナに15の質問に答えてもらった。（毎日新聞デジタル）
－－アナウンサーを目指すようになったきっかけは？
内田恭子さんをフジテレビで見て、「かっこいいなあ」と思ったことがきっかけです。
－－セールスポイントは？
何事にも前向きに取り組むところです。ボーッとしているのかもしれません。
－－アナウンサーになってうれしかったことは？
自分の出演した番組をテレビで見ると、ちょっとうれしいです。
－－アナウンサー同士の“仲よしエピソード”を教えてください。
同期の久代萌美アナ、宮澤智アナにはよく相談に乗ってもらいます。先輩の三田友梨佳アナには、発音についてアドバイスをもらいます。練習しても、あまり、うまくなっていないので申し訳ないと思っています……。
－－加藤綾子アナに対して「加藤アナよりピアノがうまい」「加藤アナを追い越したい」とライバル視しているようですが、どんな存在ですか？
あこがれの存在です。早く追いつけるように頑張りたいので、ライバルというのはおこがましいですが、ライバルといえばライバルです。
－－目指しているアナウンサー像は？
情報番組もバラエティー番組も担当できる実力派のアナウンサーになりたいです。入社式でも僭越（せんえつ）ながら申し上げたのですが、先輩の加藤アナにあこがれています。なかなか、アナウンス室内ではお話しする機会がないのですが……。
－－取材してみたいスポーツ選手、芸能人などの著名人は？
特に、特定の選手はいないのですが、いろいろな方にお会いしたいです。ももクロにはぜひお会いしたいです。
－－大学ではどんな学生時代を過ごしましたか？ 一番の思い出は？
自分でも意外でしたが、なぜか授業にしっかり出ていました。一番の思い出は、アナウンス研究会一同で、学園祭のたこ焼き屋さんをやったことです。
－－休みの日はサブカルチャーの聖地といわれる「中野ブロードウェイ」（東京都中野区）に行くとのことですが、どんなことをして過ごすのですか？
ホビーショップなどをウインドーショッピングしています。メイド喫茶もあるんです。
－－アナウンサーになっていなかったら、「ももクロ」メンバーになりたかったとのことですが、ももクロの好きなところや好きなメンバーは？
一生懸命なところが好きです。好きなメンバーは百田（夏菜子）さんと高城（れに）さんです。私も“週末ヒロイン”キャラになりたいです。
－－もし今から「ももクロ」メンバーになれるとしたら、自分のテーマカラーは何色にしたいですか？
ホワイトがいいです。初のレギュラー番組の「にっぽんのミンイ」のキーカラーです。
－－“中の人”は、いらっしゃるんですか？
……。
－－「COOL TV」「にっぽんのミンイ」の担当に決まったときの気持ちは？
入社してすぐだったので、正直、「この会社は正気かな？」とびっくりしました。
－－両番組を担当して大変なところ、また楽しいところは？
「COOL TV」は、毎週月～金曜の午後11時に放送している五つの番組を総称した名前ですが、それぞれ番組に特徴があるので、その特徴をつかんで紹介するのが大変です。「にっぽんのミンイ」（毎週月～木曜深夜0時35分）は生放送なので、毎日遅くまで仕事をしているのが大変です。
－－「COOL TV」「にっぽんのミンイ」の番組PRをお願いします。
「COOL TV」は、月曜の「Numer0n（ヌメロン）」、火曜の「キャサリン三世」、水曜の「TOKIOカケル」、木曜の「オデッサの階段」、金曜の「テラスハウス」という、いろいろな切り口の番組を展開しています。すべての番組はYouTubeでオリジナル配信動画を展開しています。ぜひ一度、ご覧ください。
「にっぽんのミンイ」は、月～木曜の深夜0時35分から毎日、その日の質問を視聴者に投票してもらい、結果をリアルタイムに番組で紹介する番組です。私も毎回出演しているので、こちらもぜひ投票に参加していただけるとうれしいです。
◇プロフィル
あんり・るね。マンガ家の江川達也さんがキャラクターデザインを担当し、同局のCG制作によって誕生した。今年10月1日に東京・六本木のライブハウスで“入社式”を行ったほか、入社後すぐに担当番組を持つなど破格の扱いを受けている。同局の公式プロフィルでは、90年9月6日生まれ、東京都出身。12年9月に桃杏大学を卒業し、同年10月にフジテレビに入社したと紹介されている。 初めてはまったポップカルチャー（アニメ、マンガ、ゲームなど）は 「ドラゴンボールＺ」と「スラムダンク」だという。
