中露首相、エネルギー分野など関係拡大を確認【モスクワ=緒方賢一】ロシアのメドベージェフ首相は6日、モスクワを訪問した中国の温家宝首相と会談した。 両首相はエネルギー分野を中心に経済関係を拡大させる方針を確認した。 タス通信によると、会談の冒頭、メドベージェフ首相は「今年開かれた重要な会談を通じ、両国関係の方向性は定まった」と述べ、対中関係の現状に満足の意を示した。また11月の中国共産党大会で新体制が発足したことを祝福した。 温首相は「10年にわたり中露の戦略的協力関係の劇的な発展を見てきた。こうした関係は両国の根本的な利益に合致する」と述べた。 首相会談の後、中国の原発建設に対するロシアの協力や、ロシアから中国への電力供給に関する文書が署名された。 (2012年12月6日23時21分 読売新聞)
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