芋焼酎「甕横綱」白鵬が開発に手助け

芋焼酎を手にする白鵬（中央）と寺田社長（左端）

　大相撲の横綱、白鵬が宮崎県日南市を訪れ、同市南郷町の酒造会社「井上酒造」（寺田徳男社長）とタイアップして開発した芋焼酎の新商品「甕(かめ)横綱」をＰＲした。

　２００７年頃から試飲を繰り返していたという白鵬は「深みがあって飲みやすい」と満足そうだった。

　白鵬が本場所後や祝いの場で焼酎を愛飲していた縁で、大阪の後援会を通じて同社が商品開発を持ちかけた。横綱在位期間と同じ５年間寝かせた古酒をブレンドし、豊かな香りと飲みやすさが特長という。

　アルコール度数２０度、９００ミリ・リットル入り。１本４０００円前後の見通しで今月下旬に発売する。

　容器は甕つぼで、焼酎をつぐためのヒシャクも付いており、「ヒシャクでつぐと力士の力水のようだね」と白鵬。問い合わせは井上酒造（０９８７・６８・１０５５）へ。