専欄
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昨年は日中国交正常化40周年だったが、尖閣諸島をめぐる軋轢(あつれき)が激化し、「不惑の迷走」の様相であった。同時にアジアの安全保障から見れば、主要国のトップ指導者が交代し、戦略環境の転機を予感させている。【記事詳細】
執筆者のプロフィル
1938年生まれ。62年防衛大学校卒業。陸上自衛隊で連隊長、師団幕僚長などを歴任(元陸将補)。外務省中国課出向、英ロンドン大学客員研究員、同研究所研究部長を経て99年から拓殖大学国際開発研究所教授、2009年6月から同大名誉教授。
1947年、神奈川県生まれ。72年慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了後、三菱総合研究所に入社。明治学院大学非常勤講師、三菱総合研究所香港駐在員事務所長、香港支社長、国際産業研究部主席研究員。2002年、三菱総合研究所退職後、東洋証券アジア(香港)エコノミストを経て現職。
東京都出身。大阪市立大学経済学部を経て、立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。商社、コンサルティング会社勤務、明治大学商学部非常勤講師兼務を経て現職。中国・アジアでの滞在は学生時代も含め、通算25年を超える。
1964年、中国浙江省寧波市生まれ。83年から寧波を離れて北京で大学就学。87年神戸大学留学。神戸大学院博士課程中退後に帰国。剣豪実業集団(株)を創業。現在は北京、江蘇、浙江、香港、東京、神戸になど法人を持つ。日中間の部品・資材調達、工業団地開発、コンサルティングなどの業務を展開する。特に、日本の中小企業の中国ビジネスへの参入の架け橋として活躍しながら、各地で講演や執筆活動などにも従事。北九州大学特任教授。
1996年から現職。中国におけるビジネス展開、IT分野での台湾からの製品調達など、ビジネスコーディネイトおよびビジネスマッチングやアライアンスのサポートなどを行っている。2003年からは現場で培ったノウハウを生かして中国赴任者や出張者向けに「中国ビジネススキルアップ研修」を提供。参加体験型の研修と図形を多様するなどのわかりやすい説明には定評がある。
1967年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。北京特派員を経て、87年に北京支局長となる。93年に日本経済新聞論説委員に就任。その後、2001年に拓殖大学国際学部教授。08年から国際学部長。主な著書に『老いはじめた中国』(アスキー新書)、『中国デスク日記』(桜美林大学北東アジア総合研究所)など。