角田被告「自分が死んだら」と弁護士に伝言託す
兵庫県尼崎市の連続変死事件で12日朝、留置先の県警本部で死亡しているのが見つかった角田美代子被告(64)(殺人容疑などで再逮捕)の主任弁護人の高木甫弁護士は12日、神戸市内で記者会見し、11日夕に接見した際、美代子被告が「自分が死んだら言ってほしい」と第三者への伝言を託したことや、最後に「ありがとうございました」と深々と頭を下げたことを明かした。
伝言の内容などは公表しなかった。高木弁護士によると、美代子被告は、尼崎市の民家で3人の遺体が見つかって以降、「生きて出られないのであれば、生きていても意味がない」などと口にしていたという。
(2012年12月12日14時19分 読売新聞)