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隠岐沖の漂流船に男性4人「北朝鮮から来た」

4人が乗っていた漂流船(手前)。奥は海上保安庁の巡視船(12日午前、隠岐諸島沖東北東約140キロ付近で)=第8管区海上保安本部提供

 島根県隠岐諸島の北東沖140キロの日本海で漂流しているのが見つかった北朝鮮の船とみられる小型船について、第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)は12日朝、現場に向かわせた巡視船から海上保安官をボートで小型船に移らせ、成人男性4人が乗っているのを確認した。

 4人は「北朝鮮から来た。機関故障で漂流した」と話しているという。8管は午後3時頃、巡視船に4人を収容し、鳥取県・境港に向けて小型船をえい航している。

 8管は4人に水と食事を提供。うち1人が軽い脱水症状だったため、ヘリコプターで医療機関に搬送した。4人は機関の修理を求めているといい、8管は「修理ができた場合、自力で帰国してもらうことも検討する」としている。

2012年12月12日21時17分  読売新聞)

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