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恩師が太鼓判「メスを入れた福原愛は強くなる」

【スポーツ】

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2012年12月15日 掲載

復帰戦は初戦惨敗だったが…

 ケガの功名となるか。

 来年1月に行われる卓球の全日本選手権大会(東京)。ロンドン五輪団体戦で銀メダルに輝いた福原愛(24=ANA)も出場する。

 福原は五輪後に右肘滑膜ひだ障害の手術に踏み切った。復帰戦となった今月のワールドツアー・グランドファイナル(中国)では初戦の2回戦で、「将来のエース候補」といわれる中国の陳夢(18=世界ランキング13位)にストレート負け。不安を残す結果となった。

 全日本選手権では完全復帰できるのか、ロンドン五輪で女子団体を銀メダルに導いた村上恭和日本代表監督(55)がこう言う。
「手術の影響は心配していません。メスを入れたといってもイボを取った程度のものなんじゃないですか(笑い)。そりゃもちろん手術をすれば2、3カ月は休養するわけですし、ブランクがあったり、勝負勘は鈍ります。(グランドファイナルでの)初戦敗退は、対戦相手のレベルが高かったこともある」

 村上監督はさらにこう続ける。
「むしろ手術がプラスになったと思います。私から見ても明るくなった気がしますね。というのは福原は長い休養をとったことがなかった。でも今回の手術で休んで、初めて卓球がしたくて仕方がないとウズウズしたらしいんです。それに五輪まではタイトルもないのに、世間から『愛ちゃん、愛ちゃん』って言われる。そのことにずっと苦しんでいたみたい。負い目があった? そうだと思う。だから五輪で銀メダルを取れたことと、今回の休養はプラスに出ると思います」
“泣き虫愛ちゃん”もすでに24歳だが、まだまだノビシロはある。
~2012年12月15日以前の記事~

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