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【田中康夫 にっぽん改国】

人の体温が感じられる1億総中流社会を

【政治・経済】

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2012年11月28日 掲載
「あなたから尊敬される国にする。私は守るべき人を間違えない。」の副題を冠し、「日本『改国』宣言―新党日本の地上十策」を27日夜、「自由報道協会」で発表しました。
(1)藻から石油を生む「オーランチオキトリウム」実用化で日本発の日の丸エネルギーを確立!
(2)廃炉こそ新しい公共事業! フクイチ被災者に仕事と住居を保証・提供する複数の「新しい町」を!
(3)益税・損税の不公正を正すインヴォイス導入&法人税の外形標準化で公正=フェアな税収増を!
(4)世界6番目の面積を誇る海洋大国ニッポンを護る「領土・領海部」設置で縦割り行政打破!
(5)ASEAN+6で自由貿易協定を結び、その上で同盟国アメリカとも協調する通商国家ニッポン!
(6)無利子・非課税国債の発行でタンスに眠る預金を子供・孫世代に非課税で渡し、消費を拡大!
(7)超少子・超高齢社会に相応しい“老保一元化”の宅幼老所と小中学校30人学級を全面導入!
(8)裁量行政から脱却するベーシック・インカムとベーシック・ワークで社会福祉を充実!
(9)地元雇用を創出する安心・安全の鋼矢板堤防と木製ガードレールで新しい地域密着型公共事業!
(10)天変地異に直面した地域へ真っ先に駆け付ける国際救助隊「サンダーバード隊」創設!
 机上の空論を掲げて船中で悪酔い気味な集団に敬意=オマージュを捧げ、実態に即した施策の実行で、疲弊した日本の制度を根底から刷新すべく、地に足を付けた「地上十策」です。
 詳細な説明は今週末にアップする新党日本のホームページを御覧頂くとして1項目だけ、筑波大学の渡邊信教授が発見したオーランチオキトリウムを解説。生き馬の目を抜く欧米の巨大石油企業が特許購入したいと擦り寄るも一蹴し、これぞ日の丸印のエネルギーと意気込む彼の研究を国家プロジェクトとすべき。
「3・11」後、最初に開催された予算委員会(昨年4月29日)で提言し、昨年末にも公邸で提言するも、「間違いだらけの決断」に酔い痴れる御仁の政権は残念ながら無反応。僕が小学2年生だった東京オリンピック開催の1964年、東海道新幹線が開通し、その前年には黒部ダムが完成。星霜を経て「『脱ダム』宣言」を発する僕は当時、日本は凄いと心を躍らせたものです。
 人間の体温が感じられる一億総中流社会を再興すべく「発想を変え・選択を変え・仕組を変え」る決断こそが今、求められています。「私は守るべき人を間違えない。あなたから尊敬される国にする。」長いものに巻かれない気概を抱いて奮闘します。
~2012年11月28日以前の記事~

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