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「子どもマニフェスト」まで作った自民のあざとさ

【政治・経済】

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2012年12月15日 掲載
 国民感情からすれば、マニフェストなんてもうコリゴリ。有権者をだますツールにしか思えないが、自民党は子供用マニフェストまで作っていた。「こども政権公約」がそれで、何と、10万部も刷ったという。

 中をめくると、「教育あっての将来です」「安心あっての暮らしです」などと書かれている。小学生でも読めるように漢字にはふりがなが付いている。自民党は前回の参院選でも子供マニフェストを刷った。このときは5万部。今回、それを倍にした。前回、効果があったからだ。子供が小冊子を家に持ち帰る。母親が見て、父親に話す。それで2票。そんな魂胆があるらしい。実は公明党も同じようなことをやっている。こちらはHPで閲覧できる。あざとさがにじみ出るが、政治解説者の篠原文也氏はこう言った。

「これは福田、麻生内閣の教育再生懇談会で提唱され、前回の参院選で初めて自民党が作ったもの。狙いは主権者教育の充実で、欧米では大統領選の模擬選挙など、さまざまなメニューがある。子供の頃から主権者意識を持ってもらうのが目的です」
 趣旨はわかるが、自民党がやるとウサンくさくなる。
~2012年12月15日以前の記事~

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