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候補者乱立で前代未聞の再選挙!?

【政治・経済】

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2012年12月14日 掲載

京都4区は8人がせめぎ合い

 既成政党に第三極が絡み、候補者が乱立している今回の衆院選。多数が立候補した選挙区では、1位の候補者が当選に必要な法定得票数に届かない可能性も出てきた。

 前代未聞の「再選挙」になるかもしれず、選管スタッフはハラハラしている。
「公選法には『小選挙区で当選するには1位かつ、有効投票数の6分の1以上の獲得が必要』と定められています。今回、7人以上が立候補したところが6選挙区ありますが、大激戦となった場合、いずれの候補も6分の1に届かないことがあり得るのです。その場合、40日以内に再選挙となりますが、約3億円の税金がかかるし、年末年始に再び準備に追われるため、選管は気をもんでいるのです」(政治部記者)

 東京1区は全国最多の9人が立候補。京都4区は8人、東京5、14区と千葉5、7区は7人だ。1996年の小選挙区制導入後、初の“珍事”が起こるのか。
「東京1区は海江田元経産相と自民候補が抜けているので可能性は薄いですが、注目は京都4区。衆院2期の民主・北神圭朗に、自民・未来・維新・みんな・共産に加え、元小泉チルドレンと幸福実現党の美人候補が挑む激戦となっています。未来の豊田潤多郎はかつて4区で4万票以上、共産も毎回3万票以上取っています。ある週刊誌の予想では6人に印がついていました。本命は自民候補ですが、第三極にドッと票が流れれば『当選者なし』も十分あり得ます」(選挙アナリスト)

 まさかの再選挙はあるのか。
~2012年12月14日以前の記事~

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