国際観光旅館連盟と日本観光旅館連盟が合併し「日本旅館協会」となったことを受け、県組織の日本旅館協会福島支部が１８日発足した。郡山市のホテル華の湯で設立総会を開き、観光復興への取り組みなど今年度の事業計画を決めた。
　１０月１日の日本旅館協会設立に伴い、福島支部長に小口潔子氏（６８）＝四季彩一力会長＝が選ばれた。１０月２３日の同協会東北支部連合会設立に伴い、会長に菅野豊氏（６５）＝ホテル華の湯社長＝が就いた。
　福島支部には県内９４の旅館が加盟し、設立総会には関係者約２０人が出席した。小口支部長が「新組織で業界の意見を一つにまとめ、国などに要望していきたい」とあいさつ。菅野東北支部連合会長が祝辞を述べた。
　今年度は東北観光推進機構が取り組んでいる情報発信に協力するほか、東北運輸局と連携した観光推進活動に取り組む。小口支部長以外の役員は次の通り。任期は２年。
　▽顧問＝菅野豊（ホテル華の湯）▽副支部長＝渡辺忠栄（大川荘）▽理事＝畠隆章（吉川屋）鈴木安一（陽日の郷あづま館）渡辺和裕（ホテル山水荘）門間哲夫（昭泉閣）山田慎一（ヴィラ・イナワシロ）▽監事＝板倉時雄（ホテル板倉）

（ 2012/12/19 08:31 カテゴリー：主要 ）