県内ニュース

主要

線量計、胸部だけ 東電社員ら 原発事故から2~3カ月間

 東京電力福島第一原発事故から2~3カ月の間、東電社員らが高濃度の汚染水やがれきに手足が触れる可能性のある中で、胸部の線量計のみで作業していたことが4日、分かった。東電は「作業時は胸部の線量計で測り、作業後はサーベイメーター(放射線測定器)で全身を検査す...[記事全文

カテゴリー:主要

古里広野で成人の誓い 2年ぶり町内開催「復興の力に」

山田町長から成人証書を受ける鈴木さん(左)
 旧緊急時避難準備区域の広野町の成人式は4日、町公民館で行われた。昨年は避難先のいわき市で催しており、町内での開催は2年ぶり。 男子48人、女子30人の計78人のうち63人が出席した。山田基星町長が「町は未曽有の難局に遭遇している。一人一人が『心...[記事全文

カテゴリー:主要

有機果菜食品会長賞 全国むらおこし特産品

「元祖 餅なおし」を手にする兼子社長
 全国商工会連合会が主催する平成24度の「むらおこし特産品コンテスト」で有機果菜食品(会津美里町)の「元祖 餅なおし」が全国商工会連合会長賞に選ばれた。会津産もち米を使った加工食品で、兼子徳嗣社長(75)は「東京電力福島第一原発事故による風評被害に悩む地...[記事全文

カテゴリー:主要

10地域の大豆出荷制限 政府指示 今月から新基準100ベクレル

 政府は4日、原子力災害対策特別措置法に基づき、大豆から食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された10地域(旧市町村単位)の大豆の出荷制限を県に指示した。小豆で基準値を超えた2地域の出荷制限も指示した。 大...[記事全文

カテゴリー:主要

新病院で外来開始 星総合病院

広々とした新病院の外来受付。初日から多くの患者が訪れた
 郡山市東部で初の中核病院としてJR郡山駅東口に移転・新築した星総合病院は4日、同市向河原町の新病院で外来診療を開始した。 診療に先立ち、セレモニーを行い、病院を運営する公益財団法人星総合病院の星北斗理事長と丸山幸夫総長院長、病院の木島幹博病院長...[記事全文

カテゴリー:主要

郡山市に「県庁移転推進係」

 郡山市は市内への県庁移転を目指し、平成25年度に「県庁移転推進係」を新設する。設置部局や職員の人数などは今後、詰める。原正夫市長が記者会見で示した。 原市長は「(郡山市への県庁移転を)本気で捉えていく。東日本大震災から社会情勢は大きく変わった。...[記事全文

カテゴリー:主要

県、農業用水路除染 25年産米作付けまでに

 東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質の水田への流入を防ぐため、県は平成25年産米の作付け前までに、汚染状況重点調査地域に指定されている40市町村で農業に使われている用排水路の除染を完了させる。市町村と農家の協力を得て、水路の土砂を取り除く。水路...[記事全文

カテゴリー:主要

伝統芸能大会を毎年開催 全県規模 復興へ被災文化を継承

 県は平成25年度から全県規模の地域伝統芸能大会を毎年開催し、県内で継承されてきた民俗文化の維持、地域コミュニティーの再生を目指す。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故により存続が危ぶまれる地域文化を守り、住民の絆を強めて本県の復興に役立てる。初年度は...[記事全文

カテゴリー:主要

商工会南双葉広域連携協議会が避難住民の声を本に

完成した「かたりべ」作品集を持つ藤田さん(右)と斎藤さん
 「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の記憶を風化させることなく85人の“語り部”の思いを残したい」。富岡、楢葉、広野、川内の4町村の商工会で構成する商工会南双葉広域連携協議会は、避難が続く住民の声をまとめた「震災かたりべ作品集~私たちは忘れない ふ...[記事全文

カテゴリー:主要

多幸を願い、夫婦獅子舞 船引で

新年の多幸を願い、町内を練り歩いた夫婦獅子舞
 田村市船引町の大鏑矢神社に伝わる年頭行事「夫婦獅子舞」のお渡りは3日、繰り広げられ、雌雄の獅子が多幸を願い町内の家々を回った。 大同2(807)年に天から舞い降りた二つの獅子頭を神社に安置したことが起源と言い伝えられている。夫婦獅子舞保存会(遠...[記事全文

カテゴリー:主要