前田工業、30kW出力のファイバーレーザを導入

 前田工業(東海市、前田利光社長)は、このほど国内最大級となる30kW出力のファイバーレーザを導入した。造船、橋梁、化学プラントなどの厚板への適用が期待されるアークとのハイブリッド溶接の技術開発などに使用する方針だ。  ファイバーレーザは発振器の信頼性が向上し、レーザ技術の専門家がいなくてもメンテナンスフリーの生産設備として安心して使えるようになったため、次世代レーザ加工技術の主力として普及がはじまっている。特に高出力域での集光特性が大きく改善されたことから10kWを超えるような出力でも安定加工...

詳細ページへ

お勧めの書籍