フォトニュース

2013年01月16日

消防車を見学

日本非破壊検査協会関西支部は昨年12月18日、2回目の工場見学会を開催した。非破壊検査専攻の学生含め27人が参加し、消防車を製造するモリタ三田工場(三田市)を訪れた。岡田泰次工場長が説明した会社概要・沿革によると、同社は創業104年の老舗で「一人でも多くの命を救いたい」という創業者の理念のもと、一貫して消防車を製造。現在、消防車の国内シェアは55%、はしご車は90%を誇る=写真は価格1億8000万円の消防車を見学する一行 

2013年01月15日

県に優勝を報告

昨夏沖縄県で開催された第43回九州・沖縄地区溶接技術競技会で団体優勝を果たした大分県の出場メンバーら12人が、このほど大分県商工労働部を訪れ優勝報告を行った。大分県の同大会団体優勝は4年ぶり5回目。当日は5人のメンバーのうち研修で出席できなかった1人を除く4選手が顔をそろえ、優勝を報告するとともに今後の抱負などを語った=写真は優勝メンバーと関係者 

2013年01月11日

今年はどんな年

7日から各地で2013年賀詞交歓会が相次ぎ開催されている。厳しいコメントが続いた昨年と異なり、今年は景気回復に向けた明るい発言が各会場で広がっている。昨年末の政権交代で株価上昇、円高是正といった動きが出ているほか、大型補正予算に対する期待を表明するトップも少なくない。ただ、製造業の海外移転や電力問題など課題が依然山積しているのも事実。果たして今年はどんな年になるのだろうか=写真は7日に開催された東京神溶会賀詞交歓会での鏡割り

2013年01月10日

JMUが始動

1月1日付でユニバーサル造船とアイ・エイチ・アイ・マリンユナイテッドが合併し、国内最大級の造船会社・ジャパンマリンユナイテッドが発足した。海外審査の遅れで合併期日が3ヵ月ずれ込んだが、統合により結集・強化された開発・技術力、営業力、大型建造設備などの経営資源を最大限活用し、7事業所・工場でそれぞれの特徴を生かした高付加価値船舶の建造に取り組む=写真は合併後初めて引き渡しを行うアフラマックス型タンカー「かいもん丸」

2013年01月09日

新商材の時代

長引く景気低迷や生産拠点の海外移転に伴い、国内ものづくり産業は成熟し溶接関連市場も縮小傾向をたどっている。このため溶材商社各社では、新商材を発掘し事業の柱に成長させようとする動きが顕著になっている。現在、その代表的な商材となっているのがLED照明。「省エネ」という時代にマッチしたキーワードを持ち「照明器具」という比較的身近な商材であることから、拡販に取り組む溶材商社が全国で増えている=写真はLED照明の施工例

2013年01月08日

めいどさんが溶接

溶接トーチを片手ににっこり微笑むのは、東京・秋葉原のメイド喫茶「JAM・AKIHABARA」で働く現役メイドのひめかさん=写真。ロックバンドや劇団でも活躍するひめかさんだが、「実家が板金工場(松原市の山路製作所)なので溶接は得意です」という。このほど、約100ミリ長のパイプに溶加材でネコの顔を描き、鋼板を溶接で取り付ける本格的な溶接製作物にチャレンジした。

2013年01月07日

中国語版が登場

高圧ガス保安協会(KHK)は、高圧ガス製造事業所や各種製造事業所の作業員向け保安教育教材「生産現場がやさしく分かる本、安全・安定のためのキーワード128」の中国語翻訳版を発刊した=写真。同書は1998年に初版を刊行。KHKが扱う保安教育関連書籍の中でも販売部数が最も多い。このほど中国に進出している日系企業の要請を受け、現地工場で働く作業員向けに中国語に翻訳・発刊したもの。

2012年12月28日

北海道で新態勢へ

大陽日酸は、北海道での事業を全額出資子会社の日北酸素(札幌市豊平区)に移管することを決めた。来年4月までに移管作業を完了する。北海道における大陽日酸の主要販売先であり、製造プラントも保有する日北酸素に事業移管することで、効率化を図るとともに製販一体の事業スタイルを強化するもの。事業移管に伴い、東北支社北海道支店は来年3月末で閉鎖する予定=写真は日北酸素苫小牧工場

2012年12月27日

4番目のショップ

溶接の楽しさやものづくりの喜びを一般消費者にも知ってもらうため、小型溶接機製造販売のスター電器製造(藤沢市)が約6年前に立ち上げたアイアンワークショップ・フェニーズ。全国各地への店舗展開も進めており、このほど大和市に4店舗目となる提携店「びー・えむ・えー工房」が誕生した。同工房を主宰するのは自動車修理工場のオーナー・秋岡輝彦さん。努力を積み重ね「母なる技術」溶接のプロとなった=写真は溶接する秋岡さん

2012年12月26日

さやえんどう

三菱重工業は次世代型LNG(液化天然ガス)運搬船として開発した「さやえんどう」船型の第1番船=写真は完成予想図=を長崎造船所で起工した。完成・引き渡しは14年度の予定。さやえんどう船型は球形タンク4基を船体一体構造の連続タンクカバーで覆い、強度を確保しながら軽量化を実現。航行中の風圧抵抗も大幅に軽減するほか、主機関には蒸気を再加熱利用して熱エネルギー効率を高めた新型再熱舶用推進蒸気タービンを採用した。

2012年12月25日

インドで生産開始

パナソニック溶接システムのインド現地法人であるパナソニック溶接システム・インド社は、このほどハリヤナ州ジャジャールの「パナソニック・テクノパーク」内に溶接機工場=写真=を完成し操業を開始した。12月12日に同工場稼働式を開催。新たに建設した溶接機工場の敷地面積は2万2000平方メートル、延べ床面積は7900平方メートル。アーク溶接機などの生産能力は年間2万5000台程度となる予定。

2012年12月21日

提案営業力を審査

サイサンは、このほど上尾市内で第8回産業ガス部門「提案営業コンテスト」を開催した。同社川越営業所の田沼幸秀氏=写真右=が優れた提案営業を評価され、優勝の栄誉に輝いた。同コンテストは社員教育の一環として毎年開催しているもの。「顧客ニーズを的確に把握できたか」、「顧客の共感が得られる提案ができたか」、「ビジネスマナーは適切か」などの項目を審査する。

2012年12月20日

新潟でも初開催

新潟県では初めてとなる平成24年度新潟県高校生溶接コンクール県大会(主催=新潟県高等学校長協会工業部会、後援=新潟県溶接協会、神戸製鋼所溶接事業部)が12月12日、新潟市中央区で開催された。県内7校13選手が参加し新津工高の秦光佑選手=写真=が最優秀賞を獲得。優秀賞は同高の長谷見聡一選手で、新津工高が1・2位を独占し、第4回関東甲信越高校生溶接コンクールの新県代表に選ばれた。

2012年12月19日

パズルでピーアール

日本橋梁建設協会は鋼橋ピーアールの一環としてジグソーパズルを制作した=写真。第1弾は東京ゲートブリッジを採用。今後「絵になる鋼橋」を題材に第2弾の制作を検討する。パズルは300ピース。箱には協会からのメッセージ「橋をつなぐみんなの未来」「橋は、街と街・人と人をつなぐもの。そして、そこに生まれる物語のために、橋のすぐれた技術が支えます」が記されている。

2012年12月18日

産構審で再スタート

経済産業省は産業構造審議会に保安分科会を設置した。このほど下部組織で高圧ガス分野を坦務する高圧ガス小委員会の第1回会合を開き、当面の課題の確認や今後の議論の進め方などを確認した。同省における産業保安分野の検討は総合資源エネルギー調査会の部会・小委員会で行っていたが、産業保安を所管していた旧原子力安全・保安院が今年9月に解体・再編されたため新たに本省所管の産構審内に専任組織を設けたもの=写真は経産省本庁舎別館

2012年12月17日

初の高校生大会

福島県溶接協会は12月9日、福島市のポリテクセンター福島で「平成24年度(第1回)福島県高等学校溶接技術競技会」を開催した。5校22人の生徒が競技種目Aー2Fで技能を競い、県立二本松工高が個人・団体両部門で福島初の高校生大会を制した。個人の部優勝は同校3年の安齋圭佑選手=写真中央=、優秀賞は益山翼選手(県立小高工高1年)=同左=、優良賞は中嶋拓海選手(同校3年)=同右=が輝いた。

2012年12月14日

ミッキーも災難

ヘリウム需給のタイト感が強まっている。日本はヘリウム供給を100%輸入に頼っているが、今年6月から前年同月比大幅な減少となり、9月の輸入量は4ヵ月前と比べ36%減少した。直近1年(11年10月ー12年9月)合計では約2145トンで前年比7%減。前々年比では12%減少している。今後輸入量が急速に回復する見込みは乏しく、当面はタイトなまま推移するとみられる=ヘリウム不足で東京ディズニーランドの風船販売も休止に追い込まれた(写真)

2012年12月13日

九州の新拠点

東成エレクトロビームは大牟田市に建設中だった九州事業所を開設し、このほど開所披露会を開催した。同事業所は、自動車、半導体、航空・宇宙機などの生産拠点として近年大きな発展を遂げた九州を中心に、西日本における販路開拓を目的に開設したもの。同社4番目の生産拠点で、将来的にはアセアン進出のための足がかりにしたい考え。事業所内には電子ビーム溶接機2機種(日本電気製=写真奥、三菱電機製=同手前)などを備える。

2012年12月12日

大洪水から復活

タイ・アユタヤ県のロジャナ工業団地で溶断機器(吹管・調整器)製造販売と大型切断機のサービスメンテナンスを、タイ国内をはじめ日本を含むアジア市場向けに展開しているのは日酸TANAKA系列会社であるニッポンカッティング&ウエルディングイクイップメント。昨年10月の大規模な洪水被害により、半年の生産停止に追い込まれながらも操業再開へ向け早期復旧に努め、今年6月からフル生産を続けている=写真は災害後新規に導入したカム式旋盤や修繕した加工機

2012年12月11日

新本社が完成

東邦アセチレンは、今年4月から多賀城市に建設していた新本社を完工した=写真。12月3日には同本社に近いホテルキャッスルプラザ多賀城(多賀城市)に顧客や仕入れ先など約160人を集め、完成祝賀会を開催した。東邦アセチレンの藤井恒嗣社長は、「本社機能を東京から多賀城市に移すことで、東北地方における存在価値を高め震災からの復旧復興に少しでも貢献していきたい」などと述べ、今後の事業展開に意欲をみせた。

2012年12月10日

助っ人はドラゴンズの高木監督

協栄興業(東海市、内田久利社長)の販売店組織・協栄会と仕入れ先組織・協友会が合同主催する「チャリティー忘年会」が11月27日、名古屋市西区の名古屋逓信会館で行われた。忘年会には中日ドラゴンズの高木守道監督=写真=も駆けつけ、出品されたドラゴンズ主力選手のバットやサインボールなどで買い手を募り、オークションを盛り上げた。このほか、ゴルフクラブや家電製品なども多数出品された。

2012年12月07日

若きマイスター

日溶協九州地区溶接技術検定員会は12月1日、北九州市小倉北区のブルーウェーヴイン小倉で第43回九州・沖縄地区溶接技術競技会表彰式と九州溶接マイスター称号授与式を開催した。委員会が設ける審査・年齢基準をクリアした卓越溶接技能者である九州溶接マイスターには、ともに35歳の豊田將伸(宮崎、ブンリ)=写真左=と岩崎鉄郎(福岡、エムイーシーテクノ)=同右=の両氏が選出された。

2012年12月06日

街中にも水素ステーション

経済産業省は燃料電池自動車(FCV)に水素を供給する水素スタンドに関する技術基準を改正し11月26日で公布・施行した。一般則及びコンビ則で40MPa対応だったものを82MPa対応に変更したもの。今回の改正により水素スタンドの保安が確保されれば、商業地域など市街地でもスタンドの建設が可能となる。立地条件緩和によりFCVの航続距離伸長、普及・拡大にも効果が期待できる=写真は東京杉並水素ステーション

2012年12月05日

自分に似合う色は

サーンテックの主要取引先若手経営者で構成する「近畿STYーJクラブ」の定時総会が11月28日、大阪市内で行われた。総会終了後は「ビジネスに活かしたカラー戦略」と題した講演が行われ、講演者がネクタイの色について「水色は清潔感、後は誠実感、赤は実行力を感じさせる。交渉の時は赤がいい」などと説明。参加者全員のパーソナルカラーを春夏秋冬で4分類し、それぞれ特徴のある色使いを解説した=写真は自分に似合う色をコーディネートする出席者

2012年12月04日

100周年に向け新たな一歩

医療ガス専門商社の千代田(山崎幸司社長)は11月27日、東京・新宿区の京王プラザホテルで創立75周年記念式典を開催した。当日は役員・従業員、取引先など約200人が出席。同社75年の歴史を振り返るとともに、さらなる飛躍に向け出席者一堂が決意を新たにした。祝賀会を機に100周年に向け、新たな一歩を踏み出した=写真は75周年をモチーフにした氷のオブジェ

2012年12月03日

日本の芸能を堪能

日東工機が11月末までの6ヵ月間展開している「2012パート2チャレンジセール」の報奨となる寄席観賞が11月23日、東京・台東区の浅草演芸ホールで開催された。大きな成果をあげた販売店などから320人を招待した。一同は落語、漫談、かみ切り、漫才などバラエティに富んだ芸能を堪能=写真。テレビなどでおなじみの林家正蔵が高座に着くと、ひときわ大きな拍手で迎えられ場内を大きな笑いで包んだ。

2012年11月30日

30周年を祝して

韓国晶原市で開催されたウエルディング・コリア2012会期中の11月22日、昌原見本市コンベンションセンターで、ウエルディング・コリア開催と大韓溶接学会(KWS)創立30周年を記念したレセプションが盛大に開催された。レセプションには韓国溶接工業協同組合(KWIC)のナム・サンデ理事長、KWSのリー・ボヨン会長、韓国溶接接合協会(KWJS)関係者ら約500人が出席した=写真はKWS創立30周年を祝ってケーキカットを行う日韓関係者

2012年11月29日

水中溶接を実演

11月24日までの4日間にわたり、韓国慶尚南道昌原市の昌原見本市コンベンションセンターで開催されたウエルディング・コリア2012。華やかなムードの中、世界10ヵ国から120社が出展、展示面積430小間にのぼる盛況ぶりを示した。会場内では、国際的な溶接展では初めてと思われる水中溶接の実演=写真=もあり、来場者の目を大いに引きつけていた。

2012年11月28日

「需要家様の収益向上」目指して

小池酸素工業は11月17日までの3日間、千葉市緑区のKOIKEテクノセンターで2012秋季KOIKEプライベートフェアを開催した=写真。3日間で202社325人が来場した。同フェアは、同社の新技術・新製品を広く一般に紹介することを目的に毎年開催しているもの。今回は、「需要家様の収益向上」をテーマに新製品、生産管理システム、トレーサビリティの実演を行いファイバーレーザなどのセミナーも併催した。

2012年11月27日

優秀作品を展示

福岡県溶接協会は10月25日、福岡市内で開かれた「モノづくりフェア2012」イベント会場で、第3回福岡県高等学校溶接技術競技会の表彰式を行った。団体の部は県立香椎工高Aチーム、個人の部は同チームの中川選手が最優秀賞を受賞。競技会の入賞作品は同フェア会場一角の2ブースには、競技会の写真とともに会期3日間展示され=写真=、高校生競技会について来場者の関心を得る貴重な機会となった。

お勧めの書籍