全国を回る音楽イベント「風とロック　ＬＩＶＥ福島　ＣＡＲＡＶＡＮ日本」の幕開けとなる福島県公演は２２日、郡山市の郡山ユラックス熱海で始まった。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の本県の姿を発信し、支援に対する感謝の気持ちを伝える。
　本県公演は「風とロック福島　ＬＩＶＥ福島　ＣＡＲＡＶＡＮ日本～Ｍｅｒｒｙ　Ｘ’ｍａｓ　ｔｏ　ふくしま～」と銘打った。「風とロック」、福島民報社の主催。郡山市出身のクリエーティブディレクター箭内道彦さんが企画・運営の中心を担っている。
　初日は一部として昨年９月の「ＬＩＶＥ福島　風とロックＳＵＰＥＲ野馬追」を題材にしたドキュメンタリー映画「あの日～福島は生きている～」を初公開し、箭内さんらが震災後の思いを語った。二部では音楽ライブも繰り広げた。一部・二部合わせて約１１００人が来場した。
　本県公演最終日の２３日は多彩なアーティストが出演するライブを催す。
　本県公演後は沖縄、北海道、長崎、東京、兵庫、広島、宮城、岩手を回り、再び本県に戻る。グリコグループ、ゼビオ、ダンロップ、ニラクが賛同し、全日空、タワーレコード、ＮＯＴＴＶ、桃屋が協力する。

（ 2012/12/23 08:39 カテゴリー：今日の撮れたて ）