東日本大震災
今を生きる 2年ぶりのわが家 いつか娘、孫と新年を 手料理囲み復興願う 放射線量応じ3区域に再編
県土再生 険しい道のり 平成25年スタート
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から3年目を迎える平成25年がスタートした。避難区域再編や除染など復旧・復興の課題は依然、山積しており、福島県の県土再生に向けた道のりは長く険しい。 ■避難区域再編 原発周辺で避難区域を抱える11市町村...[記事全文]
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佐藤雄平知事が年頭所感を発表 復旧・復興1日も早く
佐藤雄平知事は1日付で、年頭所感を発表した。 東日本大震災から間もなく1年10カ月を迎える。震災により亡くなられた方々の無念を思い起こし、あらためてご冥福をお祈り申し上げます。 今なお、15万人余の県民が避難生活を余儀なくされている。住み慣れた...[記事全文]
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県北保健福祉事務所の線量数値上昇で機器交換、ヒーター設置
県が福島市の県県北保健福祉事務所で測定している環境放射線量の数値が毎時0.8マイクロシーベルト前後に上昇していた問題で、県は31日までに、サーベイメータ内の機器を交換し、温度変化を抑えるためヒーターを設置した。その結果、数値は毎時0.2マイクロシー...[記事全文]
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復興への歩み希望忘れず 過ぎ行く2012年
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興へ向け、県民が手探りの中で苦闘を続けた平成24(2012)年が、間もなく終わる。 大熊町と双葉町にまたがる福島第一原発は1日約3千人態勢で、収束に向けた作業が続いている。31日から1月3日までは高線...[記事全文]
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浪江町増額要求へ 精神的賠償
東京電力福島第一原発事故により全町避難している浪江町は、東電が避難住民に支払っている精神的損害賠償の増額要求を、町が代理人になって原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)へ申し立てる準備を進めていることが30日、分かった。申し立てでは1人月額35万...[記事全文]
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来年は復興が進みますように 若松の大熊町民
東京電力福島第一原発事故の影響で会津若松市で避難生活を送る大熊町民は、会津で「二度目の冬」を迎えた。大みそかが迫り、市内の東部公園仮設住宅集会所には、正月飾りが飾られた。 同仮設住宅に暮らす無職星野明さん(77)と妻伴子さん(76)は、「来年は目...[記事全文]
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避難先で2度目の年越し 借り上げ住宅でそば打ち
福島市大波地区の借り上げ住宅で、飯舘村から避難する農業佐藤貞勝さん(74)は30日、同じく避難する村民らのために約80人分の年越しそばを作った。 避難前、佐藤さんは地域おこしのためにと地元の直売所でそばを提供したり、知人から頼まれて年越しそばを打...[記事全文]
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セシウム調査前倒し 県、効果的除染法確立へ
県は新年度、東京電力福島第一原発事故で放出された放射性セシウムの動態調査に着手する。効果的な除染モデルを早期に確立し、県内の環境回復を目指すためで、平成27年度に設置予定の県環境創造センター(仮称)の事業を前倒しで実施する。中通り、浜通り、会津地方...[記事全文]
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国助成で継続方針 森少子化相が県の18歳以下医療費無料化で
森雅子少子化担当相は29日、県が今年10月にスタートさせた18歳以下の医療費無料化について、国が早急に助成制度を設け、継続させていく考えを明らかにした。郡山市で記者団の取材に答えた。 森氏は、「県の予算は6年ほどで枯渇する見通しだ。その先、市町村...[記事全文]
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