4月18日(月)午後8時からサンフランシスコのクラブ・ヨシズに、昨年SFMOMAで公演をして新しいファンを増やした上妻宏光さんがピアノの野崎洋一さんとふたたびサンフランシスコにやってきた。今回は三味線とピアノでジャズの本場のフィルモアにあるヨシズにふさわしい公演で三味線とピアノとの掛け合いなどの熱演はアメリカ人に大変受けていた。もちろん中では田原坂の歌入りで、最後はアンコールに応えて「津軽じょんがら」を力強く演奏して観客を引ずりこんでいた。公演後は去年の公演もいったという白人女性のファンからサインを求められたり、写真を撮られたりしてまた一段とファンが増えたようだった。現在、彼は伝統楽器三味線とジャズ、ロック、ブルース、ファンク、フラメンコ等との融合を試みて成功させており若い年齢層にファンも拡大させている。今回も50日の米国公演後、帰国後5日間のあとヨーロッパにすぐ出かける多忙さである