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「グラドル、AV女優に会える」ガールズバー摘発の真相

【政治・経済】

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2012年2月28日 掲載

接客もエスカレートして

「グラドルに会える」「AV女優に会える」――こんな売り文句で営業していたガールズバーが摘発された。捕まったのはガールズバー「PIPPI」六本木店の経営者、伊佐裕次(51)と、新宿店の経営者、加藤弘章(30)の両容疑者ら4人。許可を取らずに女の子を客のテーブルに座らせて接客させていたため、風営法違反(無許可営業)に問われたのだ。
「PIPPI」はグラドルの夏目理緒(27)と多田あさみ(23)がプロデュースすることで話題になった。新宿店は昨年8月に、六本木店は9月にオープン。これまでの売り上げは新宿店で2400万円、六本木店で1500万円だった。
「24日夜、警察が両店に同時に踏み込んだのです。六本木店は“グラドルの日”と称してイベントを行っており、女の子10人のうち4人がグラドルでした。一方、新宿店は“AVの日”で13人のうち5人がAV女優だったそうです」(捜査事情通)
 グラドルでは夏目と多田のほか、小出真衣(22)が、AVでは乙音奈々(25)と秋山祥子(22)が在籍していたようだが、関係者の多くは売り上げの不調が摘発を招いたとみている。
「どの店も月に平均300万~400万円程度の売り上げしかなかったから、経営は苦しかった。そのためカウンター越しの会話ではなく、同席しての接客にエスカレートしてしまったのです。多田や小出、乙音、秋山などは知名度が低くて客が集まらない。夏目は知名度はあるが、昨年10月に出産し現在子育て中だから店に出られない。ジリ貧になるのは当然です。そもそもガールズバーは客に飽きられて閉店が相次いでいる。AV女優がいる店で、はやっているところはあるけど、巨乳女優が乳首をチラ見せしたりして、やっと客をつなぎとめている状況です」(風俗ライターの梶山カズオ氏)
 厳しい世の中だ。
~2012年2月28日以前の記事~

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