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提供卵子の仲介団体、初日だけで41人申し込み

 性染色体異常などにより自分の卵子で妊娠できない女性を対象に、第三者の卵子提供を仲介するNPO法人「卵子提供登録支援団体(OD―NET)」は、提供希望者の登録を始めた15日、41人から申し込みがあったことを明らかにした。

 同団体によると、事務所が開いている午後3時までに、ファクスで5件、メールで36件、「自分の卵子を提供したい」との申し込みがあった。問い合わせのメールも15件寄せられたという。

 登録可能なのは、すでに子供がいる35歳未満の女性で、交通費と医療費以外は無償。メールでは「不妊に長く悩んだので気持ちはよく分かる。力になりたい」などの声が寄せられている。

 岸本佐智子代表(48)は「反響の大きさに驚いた。卵子提供でしか妊娠できない女性にとって選択肢が広がれば」と話した。提供希望者には今後、健康状態や趣旨を理解しているかなどを専門家が確認し、登録可能か検討する。

2013年1月15日18時05分  読売新聞)
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