全豪テニス、クルム伊達が２回戦に…９６年以来

ペトロワを破りガッツポーズを見せるクルム伊達公子＝伊藤紘二撮影

サビルを破り２回戦進出を決めた添田＝伊藤紘二撮影

　【メルボルン＝佐藤謙治】テニスの全豪オープン第２日の１５日、女子シングルスで、４２歳のクルム伊達公子（エステティックＴＢＣ）が、全豪では１９９６年大会以来となる２回戦進出を決めた。

　クルム伊達は、第１２シードのナディア・ペトロワ（ロシア）を、６―２、６―０のストレートで下し、６８年のオープン化以降、女子シングルスでの大会史上最年長勝利となった。従来の記録はバージニア・ウェード（英）が８５年大会で樹立した４０歳だった。森田あゆみ（キヤノン）と、男子シングルスの添田豪（空旅ドットコム）も２回戦に進んだ。前回８強の錦織圭（日清食品）は、１６日の２回戦でカルロス・ベルロク（アルゼンチン）と対戦する。