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えびす食中毒訴訟、仕入れ先は請求棄却求める

 焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市、特別清算手続き中)と被害者8人が、仕入れ先の食肉加工卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)を相手取り、計約3億1000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、金沢地裁(和田健裁判長)であった。

 大和屋商店側は「食中毒の原因は特定されていない」として請求棄却を求めた。

 訴状によると、フォーラス社は被害者158人から請求されている賠償金や営業損失の一部として3億円、被害者は治療費や慰謝料など約1000万円を請求している。

 これとは別に、食中毒で一時重症となった福井県の女性や、フォーラス社に保険金を支払った損害保険会社が、大和屋商店などを相手取り、計1億円余を求めた訴えも併せて審理された。大和屋商店側は、いずれも請求棄却を求めた。

2013年1月15日18時31分  読売新聞)

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