福島第一3号機、核燃プールに落とした鉄骨回収東京電力は20日、福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋の使用済み核燃料貯蔵プールから、がれき撤去中の今年9月に落とした鉄骨(長さ7メートル、重さ470キロ)を回収することに成功したと発表した。 3号機建屋上部のがれき撤去作業は今年度末に終える予定だが、この鉄骨が不安定な状態で水没していたため、作業に支障が出ていた。 20日の作業では、作業員がクレーンを遠隔操作し、先端に付けた油圧カッターで鉄骨を挟んで引き揚げた。東電は11月中旬から、3号機建屋脇に模擬プールを作り、同じ重さの鉄骨を挟む訓練を実施。今月10日からはプールに水の浄化装置を新設し、透明度を高めるなどの準備を続けてきた。 鉄骨は9月22日、クレーンでがれきを撤去している最中に、過ってプールに落とした。プールには使用済み燃料など566体が入っているが、鉄骨による損傷はないという。 (2012年12月20日20時21分 読売新聞)
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