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避難生活の人も復興祈る…いわきで初こんぴら

縁起物の出店が並ぶ中、参拝客でにぎわう金刀比羅神社(10日夕、福島県いわき市で)=菅野靖撮影

 福島県いわき市常磐関船町の金刀比羅(ことひら)神社で10日、「初こんぴら」の愛称で親しまれている例大祭が行われ、所狭しと並んだ露店で縁起物などを買う参拝客でにぎわった。

 同市で避難生活を送る人たちも訪れ、1年の無事とともに郷里の復興を祈った。

 神社の近くには、東京電力福島第一原発事故により避難している同県広野町民の仮設住宅がある。神職は参拝した避難者のために、記帳名簿を神前に供えて健康や復興を祈ったほか、お守りとして5円玉の「福銭」を配った。

 仮設住宅で暮らす女性(67)は「一日でも早い復興と、避難先でお世話になっている感謝の気持ちを込めて祈りました」と話していた。

2013年1月10日21時36分  読売新聞)

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