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グーグル会長「北朝鮮は市民にネット開放を」

報道陣の質問に答える、米グーグル社のシュミット会長(左)とリチャードソン前ニューメキシコ州知事(10日午後、北京で)=田村充撮影

 【北京=大木聖馬】北朝鮮を訪問していた米国のビル・リチャードソン前ニューメキシコ州知事と検索最大手グーグル社のエリック・シュミット会長らが10日、北京空港で報道陣の取材に応じた。

 シュミット会長は、北朝鮮では政府や軍、大学内部の通信網(イントラネット)が使われているが、一般市民によるインターネットの利用は出来ない実態が視察で明らかになったと語った。その上で会長は、「北朝鮮は市民にインターネットを開放するべきだ。今、決断しなければ(世界から)取り残される」と強調した。

 リチャードソン前知事は、滞在中に北朝鮮の外務次官らと会談し、3回目の核実験を実施しないよう求めた、と説明した。前知事によると北朝鮮側からは、「韓国の(朴槿恵)次期大統領の最近の言葉には勇気づけられる」などの発言が聞かれたといい、韓国との関係改善に前向きな印象だったという。

2013年1月11日07時28分  読売新聞)

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