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今年の自動車市場(2)「購入を我慢」26.4%前回に引き続き今年の自動車市場を占ってみたいと思います。前回は長引く不況の影響で中古車が注目されているとお伝えしましたが、不況で物が売れない、商品の低価格化が進むといったことから、企業は収益を上げにくくなり、従業員の収入も減少する可能性があります。いわゆるデフレスパイラルです。 リーマンショック直後と比較すると景気は上昇しているともみられていますが、実際はどうでしょう。 確かに企業の業績は回復しているところが多く、消費者の不況に対する警戒心も一時よりは減少しているようですが、国内総生産(GDP)の各数値にはばらつきが出ています。物価変動の影響を除いた実質GDPは2010年には上昇。物価変動の影響を考慮した名目GDPは90年代から横ばい。結果的にGDPデフレーターが示す値は90年代をピークに下降続きなんですね。 衣料品業界・ファストフード業界では値下げ競争が激しいですし、自動車業界でも軽自動車やコンパクトカーの比率が高まっています。これも低価格化の要素のひとつですね。いろいろな商品が値下げされるのは消費者にとってありがたいことですが、結果的には企業の収益性を下げ、所得が増えにくいということになります。 そう、現在、多くのユーザーは所得の伸び悩みに直面しており、所得が増えないから消費も抑える傾向が強まっているのです。 インターネット調査で、現在購入を我慢している商品はなんですか?という問いに対する回答は「自動車」26.4%、「衣料品など」21.7%などが高い数値を示しています。更に2010年で区切ると、補助金のあった自動車以外は現在よりも購入を我慢していたという結果が出ています。 補助金がなくなった今、自動車購入は大きく変わりそうです。 【購入を我慢している商品はなんですか】
調査対象 自動車運転免許を所有する18〜69歳の男女
(2011年2月23日 読売新聞)
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