書評
評・岡田温司(西洋美術史家・京都大教授) 「芸術は爆発だ!」。大きく両目をむいて手ぶり豊かにこう叫ぶ、在りし日の岡本太郎の姿を記憶している人は少なくないはず。 (4月22日)[全文へ]
評・橋爪大三郎(社会学者) スーフィズムは「イスラム神秘主義」と訳され、
評・田所昌幸(国際政治学者・慶応大教授) 「こうなることは
評・石田 千(作家・エッセイスト) トラウマと、こころのケアと、毎日耳にする。そして、この言葉によって、こころの傷は専門家にまかせる問題とすまされていく気配もある。 (4月22日)[全文へ]
評・星野博美(ノンフィクション作家・写真家) 東日本大震災から2年を迎えた今年の3月11日、テレビはこぞって被災地からの中継を流し続けていた。それからひと月たったいま、案の定、震災に関する報道は激減し、非・被災者の意識は被災地から遠ざかってしまったように見える。 (4月15日)[全文へ]
評・開沼 博(社会学者・福島大特任研究員) 1970年代のカンボジアで200万人あまりの罪なき民衆を死亡させたと言われるポル・ポト派。 (4月15日)[全文へ]
評・管啓次郎(詩人・比較文学者・明治大教授) ヨシフ・ブロツキイ(1940〜96年)は20世紀後半の世界でもっとも興味深い詩人のひとりだった。 (4月15日)[全文へ]
評・上野 誠(万葉学者・奈良大教授) アルジェリアの紛争地域での悲劇を描いた映画『神々と男たち』を見て、紛争地域の最前線で奉仕活動をしている修道士たちがいるのに驚いたことがあった。 (4月15日)[全文へ]
評・宇野重規(政治学者・東京大教授) 東日本大震災から2年。産業面における被災地の復興は進んでいるのだろうか。 (4月15日)[全文へ]
評・松山 巖(評論家・作家) 本長
評・上野 誠(万葉学者・奈良大教授) 時は明治のはじめ。2000人の聴衆を
短評
- 『やる気とか元気がでるえんぴつポスター』 金益見著 (4月22日)
- 『古事記の宇宙(コスモス)―神と自然』千田稔著 (4月22日)
- 『東海の産業遺産を歩く』 安部順一著 (4月22日)
- 『永井一正ポスター美術館』 永井一正著 (4月15日)
- 『お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました!』 佐々木かをり編 (4月15日)
- 『ナマケモノに意義がある』 池田清彦著 (4月15日)
- 『江戸看板図聚』 三谷一馬著 (4月8日)
- 『ぷらり日本全国「語源遺産」の旅』 わぐりたかし著 (4月8日)
- 『古代天皇家の婚姻戦略』 荒木敏夫著 (4月8日)
- 『全国制覇12回より大切な清商サッカー部の教え』 元川悦子著 (4月1日)
ニュース
- 一緒に旅行したい…司馬、池波に「ラブレター」 (4月22日)
- 小さな女の子の冒険描く「ひっつきむし」 (4月22日)
- お茶の作法の色々紹介する絵本 (4月21日)
- 【エンタメ小説月評】虚構か、奇跡か、真実か (4月20日)
- 小説の書き方指南本、様々 (4月19日)
著者来店
- 『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ1』 鈴木敏夫さん (4月16日)
- 『教室内(スクール)カースト』 鈴木翔さん (4月9日)
- 『サーカスは私の〈大学〉だった』 大島幹雄さん (4月2日)
- 『なめらかで熱くて甘苦しくて』 川上弘美さん (3月26日)
- 『謎の独立国家ソマリランド』 高野秀行さん (3月19日)
海外ミステリー遺産〜堂場瞬一のコラム〜
- ホームズ 一気の謎解き快感 (4月17日)
コラム
HONライン倶楽部
猫の手も借りたいほど多くの反響に、「猫の本」特集は異例の2回となりました。さっそく猫に小判な感じ……ではなく、猫をかぶる……これも違うか? 猫の目? 猫の額? とにかく今回も、よりニャンダフルに始めるニャア! (4月2日)[全文へ]
記者が選ぶ
- 『おめでとう』 小池昌代編著 (4月17日)
- 『一陽来復』 井波律子著 (4月17日)
- 『ちょうちんそで』 江國香織著 (4月10日)
- 『活字競馬』 北上次郎著 (4月10日)
- 『韓国のグローバル人材育成力』 岩渕秀樹著 (4月3日)
本こども堂
子どもたちへ
立原えりかさん 75 「しらゆきひめ」や「マッチ売りの少女」など、女の子が主人公の物語を書き下ろした『プリンセスがいっぱい! キラキラかわいいおんなのこのおはなし』(ナツメ社)が3月に
- 文学の世界へのとっかかりに (4月16日)
- 不思議な世界を楽しんで (3月19日)
- 絵本の楽しさ伝えたい (2月19日)
- 「きいて」に応えてあげたい (1月22日)
- 大震災での実話をモデルに (12月18日)
本だな
- 『ぼくのサイ』 ジョン・エイジー作、青山南・訳 (4月2日)
- 『舟をつくる』 関野吉晴・監修と写真、前田次郎・文 (4月2日)
- 『くもの ちゅいえこ』 森川成美・作、佐竹美保・絵 (4月2日)
- 『こぎつね いちねんせい』 斉藤洋・作、にき まゆ絵 (4月2日)
- 『みどりのスキップ』 安房直子・作、出久根育・絵 (3月5日)
- 『ケープドリ はつめいのまき』 ワウター・ヴァン・レーク作、野坂悦子・訳 (3月5日)
- 『アリゲール デパートではたらく』 植垣歩子・作 (3月5日)
- 『クレイジー・サマー』 リタ・ウィリアムズ=ガルシア作、代田亜香子・訳 (3月5日)
- 『ともだちはなきむしなこいぬ』 上條さなえ・作、いとうみき・絵 (2月5日)
- 『ともだちのはじまり』 最上一平・作、みやこしあきこ・絵 (2月5日)