PR:
右代啓祐(1)恩師の熱意に押され 高3から挑戦
日本選手権混成競技最終日、男子十種競技で、8037点をマークして優勝した右代啓祐の棒高跳び。12年6月撮影
Photo By 共同 |
27日に開会式を迎えるロンドン五輪は、26競技が実施される。日本が代表選手を送るのはバスケットボールとハンドボールを除く24競技。なでしこジャパンのW杯優勝が記憶に新しいサッカーや、毎回金メダルを量産する日本のお家芸・柔道はこれまでに目にしたファンも多いだろう。一方で、“比較的”知名度は低いものの、世界の一線で戦い、日本人アスリートが五輪切符をつかんだ競技も数多い。
そうした競技をなぜ選んだのか、魅力とは、観戦のポイントは――。アスリート自身の口で語ってもらった。
100メートル、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400メートル、110メートルハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500メートル。走る、飛ぶ、投げるの総合能力が問われる十種競技を制したものには「キング・オブ・アスリート」の称号が与えられる。
同種目で東京五輪以来48年ぶりの代表となった右代(うしろ)啓祐(26=スズキ浜松AC)は、元々走り高跳びとやり投げを専門にしていた。
「(札幌第一)高校2年の冬に、大町(和敏)監督に転向してみないかと打診をされて。僕自身は高跳びとやり投げでインターハイでメダルを取りたいという目標があったので、そのときは断ったんですね。それから3年に入る前くらいにもう1度監督からやってみないかとお話をいただいて。監督の熱意に押されて、高跳びとやり投げと八種競技(高校では十種ではなく八種で競う)の3種目出していただけるなら挑戦しますということになりました」。
[ 2012年7月25日 ]
- Webtools & Bookmarks
- Tweet
注目アイテム
バックナンバー
- 右代啓祐(1)恩師の熱意に押され 高3から挑戦 [ 2012年7月25日 ]
- 右代啓祐(2)すぐに見せた適性 日本記録もマーク [ 2012年7月25日 ]
- 右代啓祐(3)いつか十種競技ファンで競技場を満員に [ 2012年7月25日 ]
- 黒須成美(1)ロンドンへの修学旅行は断念…五輪で行くから [ 2012年7月25日 ]
- 黒須成美(2)近代五種をメジャーにするために… [ 2012年7月25日 ]
- 黒須成美(3)一番の見せ場はコンバインド…あきらめず走る! [ 2012年7月25日 ]
- 上田藍(1)競技人生とともにある感謝の気持ち [ 2012年7月25日 ]
- 上田藍(2)「金メダルとれました」未来日記でメダルの呪縛解く [ 2012年7月25日 ]
- 上田藍(3)バイクからランへ…集団の中でのせめぎ合いに注目を [ 2012年7月25日 ]
- 朝日健太郎(1)ビーチバレー一番の特徴は「風と砂」 [ 2012年7月25日 ]
- 朝日健太郎(2)DJが盛り上げ「騒ぎながら見て」 [ 2012年7月25日 ]
- 朝日健太郎(3)ビーチバレーの面白さ 五輪で伝えたい [ 2012年7月25日 ]