伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

やっぱり剪定枝チップから高い放射能が!!

2011-09-10 08:55:15 | 放射能問題
現在、議会質問の準備中。
議会へ何を質問するか通告をして、それについて担当課職員に具体的な質問内容を説明し、こちらの聞きたい事を伝える。

8月議会も6月議会に引き続き放射能問題満載である。

3月23日ごろ、放射能のガスが福島原発から流れてきて、雨で佐倉市にも放射能が降り落ちた。
そのため、佐倉市も東葛地区と同様放射線測定値が高い場所がある。
また、西高東低、残念ながらそんな結果が測定結果から見えてくる。

経済環境常任委員会で、佐倉市が基準値を0.223マイクロシーベルト/時間と定めた、と答弁があった。

自然被ばくを原発事故前の市原のモニタリングポスト 0.022~0.044の間0.033として、
8時間を屋外、16時間を屋内、屋内は屋外の4割と計算する。
年間1㍉シーベルトに自然被ばくも入れ、計算した結果、0.223マイクロシーベルト


これはなかなか画期的なことだ。
すると市内の多くの地点の測定値は、いかに基準値より高いかという事がよくわかる。

国の除染マニュアルでは、放射能が付着した落ち葉、草、枝葉などを取り除いて除染するとある。

佐倉市では、公園の剪定枝、街路樹、刈った草などはグリーンリサイクルして、ゴミの減量をはかっている。
幹の部分をチップにしたのは、岩名運動公園の散策路に敷き詰めたり、草チップ(枝葉や草)は(仮)西部自然公園に撒いたり、希望者に配布している。

今年、我が家の近くのクスノキの街路樹が春に剪定された。
枝が伸びて葉をたくさんつけたクスノキは、常緑樹で冬の間も葉を付けていた。
市民からは、夏の間、「せっかくの木陰が出来たのに、剪定時期を考えていない」と不評だった。
そのたび、「アノ原発の放射能が降り積もっていたはずだから、これはこれでかえってよかったんじゃないですか」と答えてきた。


その、グリーンリサイクル用チップから高い放射能が検出されたため、9月7日現在、配布はストップされている。
基準値1kg当たり400ベクレルのところ、セシウム134・137合わせて、
草チップは2460ベクレル、
枝葉チップは2140ベクレル
心配していた通りである。



7月12日(仮)西部自然公園内 下志津の台地には植えられたユリがきれいに咲いていたが、そのわきで草チップが撒かれている。
空間線量は0.2から0.3という事だが、たぶん今回の問題のサンプルと同じくらいの放射能が検出される恐れがある。

(仮)西部自然公園を愛する人たちからは嫌われている草チップ
担当課はシノ竹が生えてこないよう上から撒くと効果があると、せっせと撒くが、ここはゴミ捨て場じゃないと不評だった。

これをどうするか。
質問内容が盛りだくさんで、時間内に終わるかしら?
と考えて、今回は大野ひろみと二段構えで放射能の質問をします。

一般質問 9月28日(水)
 大野ひろみ  13時頃より
 五十嵐智美  15時頃より

伊藤とし子は
 9月26日(月) 14時頃より