伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員2期目
議会活動、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

「エコキュートで電気料金6割引き!!?」

2012-11-29 17:27:36 | 原発問題
家にいると営業の電話がくるが、「エコキュートを設置すると最大6割引きの電気料金になりますよ」ときた。

なんと!!
東電は電気代を9月から値上げしておきながら、こんな営業をしていたとは・・・。

2度も掛かってきたので、今回はいろいろと教えていただいた。

給湯器を電気のエコキュートにすると、4人家族のスタンダードタイプの場合、30〜40%電気代が安くなるだけでなく、他の電気代も最大6割引きにする、というおいしい話。

エコキュートそのものは空気を圧縮する時に発する高熱を使ってお湯を作る方式とか。
電気はコンプレッサーを稼働させる時のもので、4人家族で1300円から1400円で済むという。

それだけでなく、エコキュートを設置した時、デジタル式のメーターに代えるが、それが最大6割引きで電気料金を計算するとか。

「1万円以上光熱費にかかっているご家庭ならお得ですよ」

まだガスの給湯器を代えたばかりだから・・・とやんわりお断りを入れたら、

「3年以内のガス給湯器だったら下取りします」と食い下がる。

電気の使用料金に特典をつけていたなんて、許せない!!
なりふり構わない東電のやり口に、怒り心頭!!!

というわけで、東電のHPをのぞいてみる。

Q. オール電化って本当にエコなの?

A. 家庭で使用する電気は、発電所で使用する石油・天然ガスなどのエネルギーのうち約37%分しか届きません。
つまり約63%のエネルギーは排熱や送電でロスしています。
また、家庭で使用する電化製品でも、エコキュートやエアコンのような高効率な商品もありますが、IHクッキングヒーター、電気温水器、電気ヒーター暖房のような電気ヒーター加熱は実は効率が悪く省エネではありません

→結構正直ね。

Q. オール電化だと停電したときに不便ではないですか?

A. 残念ながら停電になれば電化機器は全て使えなくなります。
お湯を沸かせませんのでお風呂にも入れませんし、調理もできません。
限られた電気量を有効に活用するため、節電をしながら、大事な電気を使いましょう。

→そうです。節電だけでなく電気に頼らない生活にしていきたい。

Q. オール電化って電磁波がすごいって本当!?

A. オール電化でなくても、電磁波はあらゆる電化製品から放出されています。
特にIHクッキングヒーターでの電磁波が話題になり、分析をしている科学者の中でも様々な意見がありますが、現状では身体に影響があるほどではない、というのが現在の主流の考え方です。
ただし、家電製品自体はまだまだ歴史の浅い分野ですので、継続的な健康被害等については今後の研究が待たれるところです。
電磁波は距離によって減退しますので、気になる方は距離を十分に保って(IHクッキングヒーターの場合は50cmなど)使用している分には全く問題ないでしょう。

→IHクッキングヒーターはちょうど大人の腹部が台の高さだから、50cm離れるってどうするの?
及び腰??書くのは簡単だけど、実際には不可能。
子どもだったら頭の高さだし、とんでもない電磁波を浴びながら毎日調理するって、放射能以上に危険なことです。

→この割引電気料金も代理店手数料もすべて総括原価方式の経費に入っていて、私たちが払う電気料金にしっかり入っている訳ですね。


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議会質問で取り上げます「迷惑千万、通り抜け道路事情」 

2012-11-26 09:45:51 | 議会
10月26日、松山市の常任委員会視察から帰った翌朝、以前から通り抜け道路で相談受けていた交通量調査を行った。

毎朝、ユーカリが丘駅から水道道路まで南ユーカリが丘を通り抜ける市道の渋滞を回避して裏道として使われている。
一年以上前から市に相談しているが、らちが明かない。
私も状況の聞き取りと改善を申し入れていた。

十字路には一時停止線は引かれており、通り抜け禁止の看板は立っているが、全然効果が上がらない。
一時停止もなんのその、けたたましいクラクションが優先道路側から鳴らされている。

7月の交通量調査では朝の45分間で172台。
今回は227台と50台増えていた。

立て続けに侵入してくる車は一団となって通り過ぎる。
カーナビが発達した社会では、新しい道路ができ交通量が増えると、意外な所で深刻な交通問題が発生する。

しかし住民にとっては迷惑この上なく、高齢化した住宅地ならなおの事、命を脅かす毎朝となっている。



担当課へ改善策の検討は?と聞いても
「一人の人からの要望では動くことはできないので、自治会で要望書を出してほしい」とのこと。

道路問題は地域全体にかかってくるので、自治会として意見をまとめてほしい、というのである。
それも、文書で出さないと要望したことにならない、ということらしく、以前自治会長から口頭での申し入れをしたという話だったが、要望としての記録がなかったことが判明。

さらに、今回担当課への聞き取りで分かったことは、渋滞している市道に更なる信号機設置の計画があること。
そうなると、ますます流入車両は増えるだろう。

この市道は国道16号へのバイパスとしての役目があり、八千代市側の工事が完了すれば今以上の交通量になることは想像がつく。

「自治会からの要望がないので」なんて悠長なこと言っている場合ではないはずです。

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東京新聞 ロラン島特集 「環境エネで地域再建」

2012-11-22 20:32:55 | 再生可能エネルギー問題
東京新聞の記事にロラン島の取り組みが特集されたていた。

私たちのドイツ・デンマーク視察の時、デンマーク・ロラン島でレクチャーを受けた市議のレオ・クリステンセンさんの記事が載った。
2050年までに化石燃料ゼロ、再生可能エネルギー100%を目標に掲げるデンマーク。
原発の建設問題が持ち上がった時、国民が3年間かけて原発を推進するか、止めるかを検討した。
その時の資料は、見開きで片方は原発推進の理由が、もう片側には反対の理由が書かれており、国民は両方の意見を検討して、それでも原発は止めようと結論を出したという歴史がある。

原発建設予定地だったロラン島は首都コペンハーゲンから南西に150km。
まっ平らの島はパンケーキの島と呼ばれている。
そのため風力発電にぴったりの条件で、一定方向に風が吹いている。

現在は、原発の建設予定地には現在風車が立ち並び、エコツーリズムで観光で有名になっている。

その頃は造船業と製糖が島の産業だったが、二つとも斜陽になり、失業率30%。
腐ったバナナと呼ばれていた。

その時市長とレオさんたちが、再生エネルギーを島の基幹産業にしようと、風力発電の工場を誘致したり、産官学の取り組みを仕掛けたりして、失業率2%に下げた。
今がグリーンバナナと呼ばれているとか。

藻イノベーションはバイオマスとしても優等生。
藻の培養から、石油に代わるエネルギーを生み出し、高い価値のある藻の発見もあるとか。

津波で大きな被害を受けた、宮城県東松島市が提携して日本のロラン島をめざすとか。
その立役者がレオさん。


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市民ネットワーク20周年記念シンポジウム

2012-11-19 22:31:04 | ネット活動
11月17日、市民ネットワーク千葉県20周年記念シンポジウムが幕張メッセで行われた。

テーマは「市民力で動かす政治 〜私たちは何を選択するのか〜」
パネラーは秋葉忠利前広島市長、山口二郎北海道大学教授、上原公子元国立市長。

国会ではちょうど衆議院が解散し、激動の真っただ中でのタイムリーな開催となった。

三人の方々からの発信もとても示唆に富み、ぴか一の企画だった。

そして、県ネットから発表された「私たちのエネルギー政策」は、パブリックコメントを募集し大勢の方から寄せられた意見を反映した力作。



原発なくても大丈夫、再生可能エネルギーで産業構造の転換を、という内容だったが、県ネット政策室(政策室長は大野ひろみ)の力技、私たちのドイツデンマーク視察も大いに反映しています。



シンポジウム
秋葉忠利さんからは、
広島市長時代千葉県の堂本知事が作った「障がいのある人もない人も共に暮らす千葉県づくり条例」を広島市でも実現させたという事だった。

→堂本知事時代は福祉の面でも進んでいたのに、森田知事になって福祉も後退し続け見る影もない千葉県。

秋葉さんからは、パラダイムの転換について語られた。
山から平地へ。右肩上がりの社会ではなく、山から下りてくると平地になる。
国家ではなく都市を考える。都市は軍隊を持っていない。
イデオロギーから人間社会へ。核廃絶を。
専門家から市民へ。世界の大多数の国民は脱原発を望んでいる。
パートナー同志平地を基にした枠組みで考える。

民主主義とは平和を実現するために作られた。人類史の中で戦争を放棄した。
被爆体験は日本国憲法に影響を与えている。和解の哲学に達した。

→さすが平和市長として活躍されてきただけあり、とても暖かい気持ちになる魅力にあふれた社会論が語られた。

そして多様性を表す言葉として、パッチワークキルトのたとえが出てきた。
都市の活力は多様な人々が生きる社会である。
共通の一片を見つけることが大事である。

上原公子さんからは、
原発事故が起こり、幸せってなんだったろうと考えた。
日常生活の当たり前の生活こそ幸せではないか。
東日本以北の日本人はそれをはっきりと認識したが、西日本の人はどうだろうか?
イメージできることが日常の暮らしの大事さではないだろうか。

現在、脱原発首長会議に名前を連ねている首長は80人。
原発立地市町村で原発と共存できないことを明確に打ち出したことは、大変難しい選択のはず。

原発事故を起こし、リスクだけを子どもたちに残してしまった。

福島では、「来てくれるのはうれしいけど、放射能の事は言ってくれるな。
聞きたくない、言いたくない。避難した人と、残った人がせめぎ合う。
九州の野菜を使った保育園へ、農家から抗議が寄せられた」現実がある。

今、お任せ民主主義ではだめと市民が気が付いている。

憲法25条 生存権、26条 教育の権利、27条 労働の権利である。
人間の幸せ、文化的生活を表している。

今までは経済効率を求めて来たけれど、これからは地域に合ったエネルギー政策を自治体が作り出していく時代。
持続可能エネルギーは地域資源を上手に使って、自然と付き合って産業を作り出す。
たとえば、公共施設の屋根を貸し出して、市民ファンドでエネルギーを作り出すことができる。
ドイツでは雇用が3万人から40万人に増えた。

→さすが上原さん。
脱原発首長会議の事務局長として、活躍されているだけあり、福島の人々の苦しみ、原発立地自治体首長たちが発信し続けている立場、気持ちがひしひしと伝わってきました。

山口二郎さんは今の政治状況から、
市民自治の危うさとして、民主主義を破壊する者たちも民意を振りかざす。(ハシモトのように)
せめぎあいが起こっている。
議論することに飽きてきて、決められないフラストレーションがたまってきている。
第三勢力は既存勢力の破壊をめざしている=民主主義の破壊行動。
メディアを使ってフラストレーションをあおり、リセットを求める。
ステレオタイプをふりまいている。たとえば公務員バッシングで決めつけて、やっつける。

ステレオタイプを疑う必要がある。
それには根っこの部分の民主主義を強化する必要がある。

私たち市民ネットのような中間団体が民意を束ねると有効だが、一つ一つの原子状態が生まれるとナショナリスト(=ハシズム)が喝采される。
市民ネットは中間団体として頑張ってほしい。

→とエールを送られました。

憲法九条の改悪と脱原発は最優先課題である。消費税もTPPも後から何とかなるが、九条と原発は後戻りすれば手遅れになる。
と選挙に向けたメッセージが山口二郎さんから発せられました。

これは会場に集まった私たちみんなの気持ちでもあったはずです。






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映画「いのちの林檎」が映画祭グランプリ受賞

2012-11-16 12:16:40 | 化学物質過敏症
祝! グランプリ受賞  祝! 劇場公開

ドキュメンタリー映画「いのちの林檎」の上映会をしたご縁で、プロデューサーからうれしいお知らせがあった。


尾道市、福山市で開催された「お蔵出し映画祭2012」のグランプリをとったという事で、来年は映画館で上映されるという事だ。↓



「お庫出し映画祭」とは
年間約400本の公開本数を誇る日本映画界。
日々、多くの映画が上映されていますが、 お蔵入り=劇場公開していない作品もたくさんあります。
そんな劇場未公開作品や、DVD化されていない作品、劇場でなかなか上映されない作品など、知られざるお宝映画を発掘して一挙上映してしまおう!という映画祭

ということで、今年は、
10月12日(金)から14日(日)まで3日間、開催された。

劇場で公開されたら、大勢の人に観てもらえて、化学物質過敏症患者が大勢苦しんでいることを理解してもらえるだろう。

うれしい。

監督、プロデューサー おめでとうございます。
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【拡散歓迎】11/17 市民ネットワーク千葉県20周年記念シンポジウムin幕張メッセ

2012-11-14 23:22:57 | ネット活動
「市民力で動かす政治」
〜私たちは何を選択するのか〜

11月17日(土) 13:00〜16:30
幕張メッセ国際会議場 2階国際会議室

市民ネットワーク千葉県が20周年記念シンポジウムを開催する。
大勢の方のご参加をお待ちしています。

とうとう野田首相が解散宣言をした。
衆議院選挙の公示 12月4日
投票日 12月16日

野田首相の民主党も新自由主義で原発問題も何もかもひどいものだった。
しかし、自民党になったところで、ますます私たちの声からかけ離れたものになってしまう。
小沢さんの国民の生活はどうなんだろうか。
やっぱり、脱原発即廃炉を第一に掲げ、社会保障の立て直し、99%の国民の生活を大事に考え、TPPに反対するところに入れたいものだ。
やっぱり私たちがきちんと発言し続けなければ、変わらないノダ。



パネリストが豪華です。
秋葉忠利さん(前広島市長)
アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を、「核兵器なき世界」の実現に尽力したという事で2010年に受賞

上原公子さん(元国立市長)
脱原発首長会議の事務局長で活躍中。

山口二郎さん(北海道大学教授)
ちょうど東京新聞のコラムがありました。↓
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ペットが死んだ時

2012-11-08 17:17:22 | 日記
我が家の老犬が死んだ。
17歳3カ月。老衰で目も見えず、背骨も曲がり、歩けず、それでも一生懸命立ち上がろうと前足で一生懸命に床を掻く。

よく頑張ったと思う。

それで、どうするか?
という問題が発生した。

私は庭でそのまま守り神になってほしいと漠然と考えていたが、夫と私の中で、イメージが違っていた。

そこで、ペットの霊園の火葬炉を探す。
火葬だけと、埋葬も入れて、と設定料金もいろいろだが、結構高い。
小鳥、ハムスター程度の小動物から、グレートピレニーズ位まで料金設定がされている。
葬儀から、納骨堂まであり、至れり尽くせりだが、調べるほど、なんだか釈然としない。

その中で動物専用の火葬炉を持っている自治体があることを知る。

住宅事情も様々、ペットとのかかわり方もそれぞれだが、別れは覚悟していてもやってきた。
どうするか、選択を迫られた一日だった。

どうしたか・・・・・

私のイメージ通りライラックの木の根元に眠りました。
カサブランカの花と一緒に。
これからずっと私たちを見守ってくれるでしょう。

ありがとう、リン。


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【拡散歓迎】明日11/7(水)朝6時まで「大飯原発の即時停止を求める緊急署名」

2012-11-06 07:51:29 | 原発問題
「避難の権利」ブログより

明日朝の6時まで★緊急55時間署名★大飯原発の即時停止を求める緊急署名

11月4日、大飯原発破砕帯に関する評価委員会が開催されました。
渡辺満久・東洋大教授は、大飯原発の重要施設を横切る活断層が存在すると明言しました。
<渡辺先生の資料(必見です)↓>
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_hasaitai/data/0002_14.pdf
一方で、岡田氏などは地すべりを主張しましたが、論拠は不明でした。
いずれにしてももはや、のんきに学術論争をしている場合ではありません。
グレーであっても黒なのです。
美浜の会などの活動がきっかけてはじめた、この「大飯の破砕帯を調査しろ!」という運動。
今年の夏には渡辺教授と国会議員を現地までつれていき、敷地内視察をし、何度も署名や政府交渉もしました。
国会議員署名も集めました。多くの市民の力でここまでこぎつけたと思います。
あと一歩!いまが瀬戸際です。大飯原発の停止を求めていきましょう!
ぜひ署名&拡散をお願いします!
★緊急55時間署名★大飯原発の即時停止を求める緊急署名
オンライン署名フォーム→https://fs222.formasp.jp/k282/form2/補助フォーム→https://pro.form-mailer.jp/fms/45b5497a35338
原子力規制委員会 委員長 田中俊一 様
原子力規制委員会 委員長代理 島崎邦彦 様
経済産業大臣 枝野幸男 様
関西電力株式会社 取締役社長 八木  誠 様
11月4日の大飯断層調査団の評価会合において、渡辺満久・東洋大教授は、大飯原発の重要施設を横切る活断層が存在すると明言しました。
規制委員会の島崎邦彦委員は、「12万〜13万年前以降に動いたことが確認さた。
ズレの原因は、活断層によると考えても矛盾はないが、地滑りの可能性もある」と議論をまとめました。
今日の議論のまとめによって、これまで関電と国が繰り返してきた「12〜13万年前以降に動いていない」ため活断層ではないという主張は、根底から覆りました。
関電と国の責任が厳しく問われなければなりません。
「断層活動によると否定できない限り」活断層と認めるべきという国の「手引き」に従えば、F−6及び指摘された破砕帯は活断層だと判断すべきです。
さらに、その直上には、大飯原発の重要施設(非常用取水路)があるため、原発の運転は認められません。
福井県民をはじめ多くの人々の命がかかっています。結論を引き延ばすのではなく、大飯原発を直ちに停止することを要求します。
要求項目
一.大飯原発3・4号の運転を直ちに止めること
★締切 11月7日(水)朝6:00★
呼びかけ団体:
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
国際環境NGO FoE Japan

★問い合わせ先:
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
阪上 武
携帯:090-8116-7155

★オンライン署名集約先:
国際環境NGO FoE Japan
東京都豊島区池袋3-30-22-203 TEL 03-6907-7217 FAX 03-6907-7219
E-mail: finance@foejapan.org
☆参考情報☆
【映像】11月4日の大飯断層評価会合の動画アーカイブ。1時間2分〜17分ぐらいまで→ 渡辺満久さんが活断層の存在を断言! http://www.youtube.com/watch?v=D3lSO4r2fK8&feature;=youtu.be
【映像と記事】後半30分だけでも必見⇒大飯原発活断層 専門家で見解わかれ、7日に再会合 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1462
【資料】渡辺満久さんの大飯断層調査評価会合(11/4)でのプレゼン資料。赤字で「活断層」と明記。最後2枚の「まとめ」も必読。
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/ooi_hasaitai/data/0002_14.pdf
【記事】大飯原発調査 活断層見方強まる 結論は持ち越し
東京新聞 2012年11月5日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012110502000158.html
【記事】大飯原発の断層 7日に再度評価へ
NHK 11月5日 7時15分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121105/k10013244231000.html
【記事】破砕帯動くのか 信頼性占う試金石
中日新聞(11月3日)
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2012110302000167.html
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【拡散歓迎】11/11市民学習会「東海第二原発」大事故に備えて

2012-11-05 23:47:44 | 原発問題
昨年の3.11震災時、やはり東海原発でもあわやという状況だった。

今年4月、東海第二原発を見学した時、事故の詳細について説明を受けた。

3月11日に原子炉が自動停止した。
常用の外部電源も停止したことから、非常用ディーゼル発電機3台を起動して、運転に必要な電源を確保したが、津波によってディーゼル発電機用海水ポンプが故障したため、残るディーゼル発電機2台で原子炉冷却に必要な電源を確保した。
その後、外部予備電源が回復し、3月15日0時40分に原子炉水温度が100℃未満の温冷停止状態となったことを確認。
その間は注水と、水蒸気を逃すための弁操作の綱渡り的な繰り返しで、冷温停止までにかかった時間も通常の2倍以上かかった。
しかし高さ6.1m(想定津波5.7m)の防波壁に到達した津波の高さは5.4mで、工事中のため防波壁には穴が開いていた。
その穴から入った海水によって全3台の海水ポンプが水没(内2台は水深が浅かったため稼働)。
非常用ディーゼル発電機1台も停止した。
あと少し波が高かったら、すべての電源が壊滅し、福島第一原発と同じ状態になっていたという。
日本原電は「冷却機能がすべて失われた福島第一原発の事態になった可能性は否定できない」と言っている。

これにはも一つ、綱渡りの事実が隠れていた。
別の壁面も工事用の穴が開いてあったが、地震の2日前にふさいでいたという。
この工事が遅れていたら、と考えるとぞっとする。
しかし2系統の電源のうち1系統を失ったため、冷温停止まで4日間もかかった。
その間高まる圧力の調整のため蒸気野逃し安全弁の間欠操作が始まり、逃し弁を開いて、原子炉で発生する蒸気をサブプレッションプールに送り、圧力を下げる操作をした。
原子炉が安定するまでに170回もの間欠操作が3月11日に集中して行われた。
この弁が壊れていたらどうなったか。
実際に点検で18台の弁のうち一台は内部部品に損傷があったことが分かっている。



海側から




火事も多いという事で、「火の用心」の旗が構内にあった。



えー!「ダストサンプラーに穴が開いていたって」



というわけで、成田で学習会があります。
「東海第二原発」大事故に備えて

11月11日(日) 14時〜16時30分
成田国際文化会館小ホールにて
主催:東海第二原発を考える市民学習会

説明をしていただいた東海村村議 相沢一正さん
東海第二原発差し止め訴訟団世話人 大石光伸さん(常総生協副理事長)
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福島原発第二次告訴 10000人突破!!

2012-11-02 01:07:15 | 原発問題
すごい!!
ついに10000人を突破した福島原発第二次告訴団

「福島原発事故の責任をただす」として福島県民を対象に始まった第一次告訴。
そして続く全国の被害者、私たちを対象に第二次告訴が10月31日締め切られ、その速報が流れてきた。

恐れていた原発事故。それも4基も一度に爆発し、メルトダウンを起こしている現実。
しかし、東電をはじめ原発を推進してきた国、健康被害は心配ないと安全神話をふりまき無用な被曝をさせた御用学者。
私たち一人ひとりがが被害者だということを自覚し、責任を取ってもらうために、告訴をしました。

私の陳述書です。

昨年3月12日、福島第一原発事故を自宅にて、テレビの映像で見ていました。
原発事故が起これば、私たち人類に多大な被害をもたらすことは想像がつき、メールで連絡のつく限り、ヨウ素分を含んだ食物を食べることを勧め、放射能ブルームが来ることを発信し続けました。

テレビでは「ただちに問題がない」と発言が繰り返されていました。
きちんとした情報が提供されないばかりか、「ヨウ素分の多い昆布、わかめなどをなるべく食べて」というアドバイスに対して「風評被害を起こすデマ」扱いされました。

放射能被害は、目に見えないからこそ、外出してはいけない、雨に濡れてはいけない、マスクをしなければいけないなど、一番放射能雲が流れて来た時に取るべき手段がありました。
しかし、それをさせないような「風評被害という言葉の暴力」で、住民同士を対立させようとしていたのです。

私の住んでいる佐倉市北西部は高い放射能の値が測定されました。
小学校体育館の屋根の雨水の落下地点からは時間当たり1マイクロシーベルトも検出されました。
放射能ブルームは文科省の放射能マップから3/23〜25頃に来たということで、爆発後10日以上も経っており、日常生活に戻り生活していたことを思い出します。

孫たちには、佐倉にはなるべく来ないようにと言ってあります。
5月の連休に遊びに来たとき、知らずにわざわざ、高い値の出ていた公園に遊びに行き、クローバの花を摘んだり、草原で走ったり、遊具で遊ばせてしまいました。
後になってから、そこは時間当たり1マイクロシーベルトも検出されたので、大変悔やみました。

これから日本を担っていく子どもたち世代へ大変なツケを負わしてしまいました。
チェルノブイリ、ウクライナの被害者は3世代たった現在、時間当たり0.15マイクロシーベルトと今の佐倉市の放射線量より低い所に住んでいても、8割の子どもが何かの症状があるという事です。
ガンにならなくても放射能の影響は大なり小なり受けることは、検証されているのです。

原発事故の原因を究明しない限り、再度同じあやまちを繰り返します。
再び事故が起これば、日本はおしまいです。
子どもたちにツケを回し、健康被害を押し付ける責任を糾さなければなりません。
東京電力、それにつながり原子力行政を推進してきた関係者の責任を明確化し、責任をとるという当たり前のことを求めます。
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