【NQNロンドン】20日午前のロンドン外国為替市場で円相場は大幅反発。午前9時30分現在、前日終値に比べ1円40銭円高・ドル安の1ドル=116円35~45銭で推移している。朝方に一時、115円97銭前後と2015年1月中旬以来の円高・ドル安水準を付けた。
原油安が続いていることと、アジアと欧州の株安を受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まり「低リスク通貨」とされる円が主要通貨に対して買われている。
円の対ユーロ相場は大幅反発。同1円20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=127円15~25銭で推移している。
ユーロは対ドルで続伸。同0.0035ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0925~35ドル。
投資家のリスク回避姿勢が強まり、ユーロ買いが広がっている。
英ポンドは対ドルで小動き。同0.0005ドルポンド安・ドル高の1ポンド=1.4135~45ドルで推移している。
英ポンドは対円で大幅続落。朝方に一時、1ポンド=164円13銭付近と14年2月上旬以来の円高・ポンド安水準を付けた。
英ポンドは対ユーロで続落。朝方に一時、1ユーロ=0.7752ポンド近辺と15年1月中旬以来のポンド安水準を付けた。