米消費者物価指数0.1%低下 15年12月
【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が20日発表した2015年12月の消費者物価指数(1982~84年=100)は、季節調整済みで前月から0.1%低下した。市場予測の平均(横ばい)を下回った。前年同月比では0.7%上昇した。
エネルギー全体は、ガソリン価格などが幅広く下落し、前月比2.4%低下、食品価格は0.2%低下した。一方、家賃や交通サービスなどが上昇し、全体から食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比で0.1%上昇した。コア指数は前年同月比で2.1%上昇した。