スポニチ大阪

楽しみいっぱい。 『超変革』金本阪神始動

対ヤクルト3回戦で先頭打者ホームランを放った阪神、高山俊選手(4月1日付け)

 3月末、順調にサクラが咲き始め、満開も間近と思った矢先の急な冷え込み。関東地方では雷が鳴り響き、所によってはひょうやあられも落ちてきたようです。『せっかくのお花見だったのに…』とがっかりした方も多かったかも知れません。ただ、その後は一気に気温も上昇、4月4日の二十四節気『清明』あたりがズバリ見頃になりそうです。サクラの開花とともに周辺の草花も色とりどりに妍(けん)を競っています。気がつけば、つい最近まで丸ハダカだったケヤキの枝にもかわいらしい黄緑色の若葉が無数に顔を出しています。エニシダ、レンギョウの燃えさかる『黄』、レッドロビンの燃えたぎる『赤』。ツツジが満開となる5月まで美しい花のページェント、いやパジェントを存分に楽しめそうです。

 3月25日、待ちに待った2016年プロ野球が開幕しました。ソフトバンク断トツの感があるパ・リーグとは裏腹に、セ・リーグは混戦模様。評論家陣の下馬評が低い中日、DeNAだって馬鹿にはできません。開幕3連戦で巨人が3連勝、昨年の覇者ヤクルトを苦しめました。先は長いとは言え、開幕での3連敗はヤクルトにとっていやなスタートとなりました。一方、わが阪神タイガースは中日を相手に2勝1敗とまずまずのスタート。センバツ高校野球開催のため京セラドームでの開幕となった阪神でしたが、新戦力高山、横田の1、2番コンビが見事に機能し、助っ人ヘイグも大活躍しました。選手には失礼ですが金本監督にとってはうれしい『誤算』といったところでしょうか。派手な3ランホームランを連発したゴメス、しぶとい打撃、しぶい守備の福留は現状当確、鳴りを潜めている鳥谷も実績から外せないでしょう。新戦力の活躍は歓迎なのですが、大和、上本、新井、今成、江越、伊藤ら野手陣、そして梅野、岡崎ほかベテラン捕手陣の起用法に頭を悩ませる1年になりそうです。悩みを楽しみに『超変革』。金本監督の手腕に期待しましょう。

 さて、北区茶屋町『ちゃやまちプラザ』での初イベント、『大相撲春場所まつり』を盛況裏に終えたスポニチプラザ大阪は次のイベント『桜花賞検討会』の準備を進めています。競馬界クラシック第1弾の桜花賞は阪神競馬場で4月10日(日)にファンファーレ、その前々日の金曜日に開催します。コメンテイターは井上泰司、オサム、細原邦央の3記者を予定しています。今年の桜花賞にはメジャーエンブレムやアットザシーサイド、キャンディバローズなどの有力3歳牝馬がスタンバイし、近年にない激戦が予想されます。スポニチプラザ名物「競馬検討会」で有力情報をゲットし的中への手がかりにしてほしいものです。桜花賞のあと、スポニチプラザ大阪は天皇賞(春)、日本ダービー、宝塚記念と順次検討会を開催していきます。どうぞご期待下さい。(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子雄二)

(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子雄二)

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